そうそう、怒涛の発表会への道！
やっとこさ上海へは戻ったものの、子供のノロウイルスっぽい症状が私に感染。
そもそも子供だけ具合が悪い段階で空港で診てもらおうと思ったけど、その日は着いた方のターミナルの診療所はお休みで、ターミナルを移動してまでもう片方に行ったけど、小児科の先生はいなくて、内科の先生は一度も子供を診たことがない先生なんです、と言われ断念。
上海に戻って急激に疲れが出たのか、お腹痛いし動けないしで、ただでさえ戻りが遅れてレッスンのキャンセルが続いているのに、その週のレッスンは全部キャンセル。
そのため別の曜日に振り替えレッスンしたりで、本番まで毎日レッスン！
そしてそして、いちばん気がかりだった年少さんたちがすごくがんばっていて、レッスン中にふと、「こんなにみんながんばっていて、万が一当日会場が使えなくなったりして開催できなくなったら大変、もう一度会場に確認しなきゃ。」という思いが急によぎった。
そして、翌日会場に確認してみると、なんと！２２日に予約したのに、２０日になってると言われ！！
さらに２２日は別の人の予約が入っているから使えないと言われ！！
もう頭が真っ白になって「えーっ！？どうしよう～！！」の日本語しか出てこないこと×数回。
わけの分からない言葉を電話口で叫んでいて電話を切られたら困ると思い、とにかく何度も確認したけど、「受付したの、私じゃないから分からない。」の一点張り。
日にちを間違えたら大変だから、会場まで行って「２２日の土曜日ね。」って最低３回は言って予約したのに。。
対応してくれたのはとても感じのいいベテラン風の女性。だからすごく安心していた。
でも！今思えば、それを台帳に記入していたのは別の人だった。
あのとき写真さえ撮っておけば。。撮るときに気づいただろうし・・・と後悔の嵐。
何を言っても、そっちが悪いと逆ギレされるばかり。・・・とても音楽を扱っている人たちとは思えない。泣）
そんな人たちに縁があった自分にも後悔しつつ、とにかく新しい場所探し。
すぐ近くにあるホールは予約が入っていてNG。
別の音楽教室のホールは、ホール担当者だけ別で、週明けにならないと返事が来ない。
でもそうそう待っている時間もない。。
すぐに生徒さん全員に、場所や日時が変更になるかもと連絡。
みなさん異口同音に「さすが中国ですね・・」と同情。
焦りながら待つ時間は・・・長い。。
このままただ待っているわけにもいかないので、ヤマハで働いているAちゃんに連絡してみる。
ホールではないけど、アップライトのピアノがある広めの教室を安く借りられるそう。
もしどこもだめだったらお願い！ということにして、やっと月曜日の午後になって、ホール担当者から返事が来た。
けど、３時間借りるだけで半日扱いになり、２０００元もするというので、却下。
すぐAちゃんに連絡してお部屋を確保、ありがとうAちゃん！持つべきは友～♡
浦東からの生徒さんはちょっと遠くて大変だったけど、日にちや時間も変更なしで無事、開催できました。
でももうひとつ当日のハプニングが！
終わったあとに、出演者のみなさんが持って帰れるように、一本ずつラッピングしたお花を花束にして、と数日前に花屋さんにお願いしておいたのに、夫に取りに行ってもらったら準備もされてなく、全くラッピングされていないものを持って帰ってきた。
近い場所だったからよかったけど、また、ぬぉ～っ！と花束をひっつかんで花屋へ。
このときも、予約したときは若い物腰の柔らかい男の子が丁寧に対応してくれていたのに、当日は店長っぽい女性が「あんたのだんながどーのこーの」とがなりたてている。またか。。
あれだけ何度も念押ししたのに、数日前にお願いしていたことは全く伝達されていなかった。
しかも、ラッピング代が別途５０元かかるとも。
そんなの予約の時に聞いてないけど、と言っても、店長という味方を得て男の子も態度が違う。
花束準備中もその女店長は「日本人はどーのこーの・・」と文句タラタラ。
何でこうも予定通りにいかないことだらけなの。。
とまぁいろいろあったけど、年少さんたちはみんなかわいいドレスを着て、プリンセス大集合でした。
始めたばかりの子は、リハーサルのとき緊張してお母さんのもとに走っていっちゃったりしたけど、本番ではちゃんと弾けました。よくがんばったね！
小学生のCちゃんも、弾いている後姿を見ていたら、すごくたのもしく感じて、感動しました。
今月で帰国のTちゃん一家（パパ；ギター、ママ：二胡で参加）も、前日までのTちゃんの高熱で出られるかどうか・・というハプニングがあったけど、無事参加できて、ほんとうに良かった！
私も共催のT先生とピアノ連弾、二胡ソロを演奏する予定だったけど、怒涛の日々に流されそれどころじゃなく・・。
日本に帰ったときに、二胡の先生をしているTちゃんにもみてもらったのに。。
まぁ、でも生徒さんが主役ですからね。。＾＾二胡の生徒さんと重奏でちょこっと演奏できただけでもよかったです。
大きなイベントが終わったあとは、いつもいろいろと考える。
今日は震災からまる３年。
あのときはすでに上海にいたけど、テレビで映像を観ながら、何もできない「無力感」を感じていたのを、今でもつい最近のことのように思い出せる。
最近、自分にできることで社会貢献したいな、と思う。
大きなことじゃなくても、たとえばピアノや二胡を教えることだって、すでに小さな社会貢献だとも思うけど。。
新たな「何か」を見つけられるのか、今の延長線上にあるのか。。
今あるご縁に感謝しつつ、「何か」を見つけられたらいいなぁ。＾＾
とみちゃん＆りゃんずセレクト
二胡グッズショップ 『Nikotomo～二胡友～』
今月、本帰国の人がいっぱいです。
その中の一人、二胡の生徒さんのAさんがうちの子に作ってくれた篆刻（てんこく）のおひなさま。
うちにちょうどおひなさまがなかったので、とってもありがたい！
Aさんはとってもアクティブな方で、いつも「今日、〇〇を習ってきた。」とおっしゃっていたので、今までにどれくらいの習い事をしていたか聞いてみたところ、
・中国語（HSK取得）
・中国茶（国家資格取得）
・薬膳
・アロマ
・足裏マッサージ
・二胡
・篆刻
・編み物（これからって言ってた・・＾＾）
うーん、まだあったと思うけど、もう思い出せない。。＾＾；
そうそう、レッスンの後に、その日に習って作ったというティラミスをごちそうになったり、和菓子職人から習ったという和菓子をいただいたり。。
でも私が一番驚いたのは、電動バイクを乗りこなしていること！
なんと、一家全員（３人）乗りで、上海の街を移動していたとか！すごい！！かっこいい！！！
私もローカル化している方だと思うけど、今まで知り合った中で一番ディープかも。
連休のたびに、中国国内やアジア方面への旅行もされ、滞在中に中国の世界遺産制覇を目指していたとか。。
とっても充実した中国生活でしたね！＾＾
日本でまたぜひ会いましょ～！
とみちゃん＆りゃんずセレクト
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