相変わらずの久しぶりの更新ですね。
今回はMERI KITのFERRARI 126C2のレストア編となります。
この個体は25年前に組み立てた物で、RACCOON AUTOさんのシャーシとカウルのトランスキットを組み込んで製作した物です。
今回は煤けてしまったシャーシのクリーニング・経年劣化したタイヤの交換・フロントサスのアンダーカバーとフロントブレーキの冷却ダクトの取り付けをします。
タイヤは「フジヤ」さんの126C2用・ブレーキダクトは「RACCOON」さんのトランスキット・アンダーカバーは同じく「RACCOON」さんのシャーシ・カウルのトランスキットに付属していたパーツを使用します。
レストア前の状態です。タイヤが劣化し、シャーシの煤け具合が分かると思います。それから右側ラジエターの配管が外れていました。
シャーシから四輪を外しホイールからタイヤを外しホイールをクリーニングしました。
ホイールは一度アセトンに漬け込み分解して清掃、センターディスクをフィニッシャーズの青金を使用して再塗装してからホイールを組み立てました。タイヤはセンターのパーティングラインを取り除いてから取り付けます。
フロントサスのアンダーカバーはシャーシの取り付け箇所との擦り合わせをして、更にサスアームが収まるように内側を削り込んでおき、アッパーカウルとのフィッティングを確認してからボディーカラーに塗装、ブレーキダクトは空気取り入れ口部分を彫り込んで開口してから艶消し黒で塗装します。
シャーシを仕上げ目のコンパウンドで磨き、更に艶出しコーティングを塗布。ついでにカウルも磨いて艶出しコーティングを塗布しておきます。
忘れていたのですが、シートベルトの「arexons」ロゴが欠落しているので、ジャンクデカールの中から見繕って貼付しました。
パーティングラインを取り除いてからホイールにタイヤを組付けて、ジャンクデカールからGOODYEARロゴを見繕って貼付しました。
前輪のアップライト内側にブレーキ冷却ダクトを取り付けます。
サスアンダーカバーの取り付けはアッパーカウルをシャーシに取り付けた状態で取り付け位置を確認し、エポキシボンドで取り付けました。
タイヤはいつも通りエポキシボンドをハブ部分に塗り、四輪をそれぞれ取り付け接着剤が硬化するまで真鍮ブロックで押さえて置きます。硬化した後エッチングパーツのセンターロックナットを取り付けます。
以上でレストアの作業工程は終了となります。
今回のレストアを行ったことで、また暫くの間コレクションケースの中から私の目を喜ばせてくれるでしょう。