ヴォッヂの模型部屋

1/43モデルカーを中心にいろんなことを・・・

FERRARI 126C2 MERI KIT 1/43

2021-12-06 23:14:41 | 日記

相変わらずの久しぶりの更新ですね。

今回はMERI KITのFERRARI 126C2のレストア編となります。

この個体は25年前に組み立てた物で、RACCOON AUTOさんのシャーシとカウルのトランスキットを組み込んで製作した物です。

今回は煤けてしまったシャーシのクリーニング・経年劣化したタイヤの交換・フロントサスのアンダーカバーとフロントブレーキの冷却ダクトの取り付けをします。

タイヤは「フジヤ」さんの126C2用・ブレーキダクトは「RACCOON」さんのトランスキット・アンダーカバーは同じく「RACCOON」さんのシャーシ・カウルのトランスキットに付属していたパーツを使用します。

レストア前の状態です。タイヤが劣化し、シャーシの煤け具合が分かると思います。それから右側ラジエターの配管が外れていました。

シャーシから四輪を外しホイールからタイヤを外しホイールをクリーニングしました。

ホイールは一度アセトンに漬け込み分解して清掃、センターディスクをフィニッシャーズの青金を使用して再塗装してからホイールを組み立てました。タイヤはセンターのパーティングラインを取り除いてから取り付けます。

フロントサスのアンダーカバーはシャーシの取り付け箇所との擦り合わせをして、更にサスアームが収まるように内側を削り込んでおき、アッパーカウルとのフィッティングを確認してからボディーカラーに塗装、ブレーキダクトは空気取り入れ口部分を彫り込んで開口してから艶消し黒で塗装します。

シャーシを仕上げ目のコンパウンドで磨き、更に艶出しコーティングを塗布。ついでにカウルも磨いて艶出しコーティングを塗布しておきます。

忘れていたのですが、シートベルトの「arexons」ロゴが欠落しているので、ジャンクデカールの中から見繕って貼付しました。

 

パーティングラインを取り除いてからホイールにタイヤを組付けて、ジャンクデカールからGOODYEARロゴを見繕って貼付しました。

前輪のアップライト内側にブレーキ冷却ダクトを取り付けます。

サスアンダーカバーの取り付けはアッパーカウルをシャーシに取り付けた状態で取り付け位置を確認し、エポキシボンドで取り付けました。

タイヤはいつも通りエポキシボンドをハブ部分に塗り、四輪をそれぞれ取り付け接着剤が硬化するまで真鍮ブロックで押さえて置きます。硬化した後エッチングパーツのセンターロックナットを取り付けます。

以上でレストアの作業工程は終了となります。

今回のレストアを行ったことで、また暫くの間コレクションケースの中から私の目を喜ばせてくれるでしょう。

 


FERRARI 156 SRC 1/43

2021-08-29 19:54:21 | 日記

またまた久しぶりの更新ですね。

前回で小物類の製作が終わりましたので、最終的に完成まで進めたいと思います。

フロントのサスペンションアームにアップライトを取り付けます。取り付け方はアップライトの上下と上下サスペンションアームをインセクトピンで繋ぎ、更にタイロッドエンドとアップライトを同じくインセクトピンで繋ぎますが、この時点ではまだ接着固定はしません。

 

次はショックアブソーバーを取り付けます。

今回使用するショックアブソーバーのパーツはコイルスプリングが長めの物が付属していますので、このスプリングの長さを調整して使用します。

まず車高の調整です。車高が高すぎても低すぎてもいけませんので、全体のバランスを考慮して最適と思われる車高に調整します。

写真を撮り忘れましたが、車体にタイヤを仮付けして基準となる平面な板の上に置き車高の確認をして、これに合わせてコイルスプリングの長さを割り出し、スプリングをカットして調整します。

今回はショックアブソーバーのストロークが一番奥の位置になりましたので、これに合わせてスプリングをカットして取り付けました。

  

ウィンドウシールドの取り付けです。切り出しておいたウィンドウパーツをカウルの裏側から取り付けて、カウルパーツに開けておいたリベット用の穴をガイドにピンバイスでウィンドウパーツに穴を貫通させて、インセクトピンを差し込み固定します。

 

リアカウルにメッシュとブレーキ冷却用エアー導入口のカバーを取り付けます。メッシュはカウルの裏側から瞬着の点付けで、ブレーキエア導入口カバーはエポキシボンドで取り付けました。

  

メインカウルにバックミラーを取り付け、ジャンク部品のエッチング製カウルファスナーを各カウルの要所に取り付けてカウル類は完成ですね。

またも写真を撮り忘れましたが、リアのドライブシャフトを取り付けた後、四輪をアップライトにエポキシボンドで取り付け、方眼のマス目を利用してアライメントを出しつつ真鍮ブロックで四輪を抑えて接着剤の硬化を待ちます。硬化する前であればアライメントの微調整が可能です。

最後にフロントアップライトをサスペンションアームの取り付け部分に瞬着を少量流して固定します。

っとい言うことでシャーシにカウルを載せて完成となります。

以下完成写真です。

久しぶりのSRCのキットでして、このキットは以前プロのモデラ―さんの製作記を見ていつかは作りたいとおもっていた物で、かなりの部分はその製作記事を参考にさせて頂き製作してみました。

SRCのキットはプロポーションが良く、なかなか良いキットだと思います。

基本的にウィンドウパーツとシートベルト以外はホワイトメタルの部品構成となっているのですが、ディテールアップをしなくても基本工作さえキッチリ出来ればいい感じに仕上がるキットだと思います。

また、ディテールアップを始めると今回のように全体的に手を入れないとバランスが崩れてしまうので、腕試しに製作するのも良いかもと思います。


FERRARI 156 SRC 1/43

2021-06-07 00:29:39 | 日記

相変わらずですが、本当に久しぶりの更新となりました。

前回の続きとなりますが、小物類の製作です。

キット付属のホイールですが、ワイヤースポークホイールをメタルキャストで再現されているのですが、どうにもならないのでBBRと言うメーカーからアフターパーツとして出ていたホールパーツを使用します。(ブレーキディスクも付いていました。)

フロントサスのアップライトを製作します。

キット付属のアップライトパーツの後部をカットしステアリングロットを結合する部分を洋白パイプとサスペンションベースパーツで製作してパーツ後部に取り付けます。パーツの前側はブレーキ冷却ダクトとなるのでピンバイス・デザインナイフ等で削って形を整えます。

ブレーキディスクはホイール付属のものを使用して、アフターパーツのブレーキパッドパーツを取り付けて、更に真鍮パイプでブレーキライン取り付け部をパッドに取り付け、0.3のコードをラインとして取り付けます。

製作したアップライトパーツをホイールに取り付けるとこんな感じになります。

 

ステアリングは付属パーツの形状を整えて、ブラウン系の塗料を筆塗りで仕上げました。

バックミラーも形状を整えてボディー色に塗装し、アフターパーツのメーターパーツを裏返しに接着してコンパウンドで磨き、鏡面にしています。

シートのブルーはフラットブルーに少量のフラットブラックを混ぜて少し暗めに調色して、更にフラットベースを混ぜてシートの表地風にしました。

ギアボックス上部のブリーザーパイプを0.5ミリの真鍮パイプと透明なテグスで表現しています。

前回で製作しました燃料パイプ・ブレーキライン・冷却水パイプ等をエンジンパーツに取り付け、ブリーザーパイプ等をフレームに黒く塗ったマスキングテープの細切りで資料写真を参考に固定しました。

シャーシにエンジンパーツを取り付け、メーターパネルの各メーターケーブルを0.3ミリのコードを取り付けて、ステアリング・シート等を取り付けた状態です。(フロント部分のラジエターパイプは0.8ミリの糸半田で作りました。)

メーターパネルの前方に燃料タンクを取り付け、エキパイをフレーム最後端部分のパイプに0.5ミリの糸半田を通し固定しています。


FERRARI 156 SRC 1/43

2021-01-30 15:03:58 | 日記

相変わらずの、久しぶりの更新となりました。前回はボディーの塗装まで進みました。ここからは、小物類の製作になります。

156シャークノーズの画像や動画等を確認するとリアカウルのインティークカバーが透明な樹脂で成型された物や、ボディー色で塗装されたメッシュのものが有りますが、今回はメッシュ素材の物を作ります。

まずはオス型ですが、キットパーツのバキュームパーツに今回は光硬化パテを詰め込み硬化させ型を抜きます。

次にメス型をバキュームパーツを基に光硬化パテで型を取り、エポキシパテで型の補強を兼ねて四角く成型します。

メッシュは120番を使用しました。これで一度メッシュを絞ってみたのですが、シャープさに欠けていたので、型を作り直しました。

オス型をリアカウルのインティークとすり合わせを行い成型し直しをして、洋白板に接着固定します。メス型は洋白板にエポキシパテを盛り付けて硬化後、インティーク開口部の型にあわせてオス型がメッシュを押し込められる大きさに削ります。絞り出したら大まかにメッシュをカットして、リアカウルのインティークと合わせながら成型します。

  

成型が決まりましたなら塗装ですが、塗料の厚みでインティーク部分に入らなくなる恐れがあるため、透明なメタルプライマーにボディー色を混ぜて塗装しました。

メーターパネルですが、メーターがパネルと一体となっておりディテールも今一つのため作り直します。メーター部分を削り取り、その部分に穴を明けてメーターパーツをはめ込める様にします。

メーターは4個作ります。真鍮パイプに0.1ミリの洋白板を半田付けをしてメーター面を作り、洋白線でリング部分を作り接着します。裏側にはパテを詰め込み硬化後ケーブルを取り付けられるようにピンバイスで穴を開けて真鍮パイプを差し込んでおきます。

パネルに各メーターを取り付けてメーターデカールを貼付、裏側をそれらしく塗装します。

 

以前製作していたコックピット上に設置するタンクには、シャーシフレームに固定されるベルトをマスキングテープの細切りにしたものを艶消しのこげ茶色に着色して貼り付けます。洋白や真鍮の帯金で製作を考えましたがこちらの方がお手軽❓

エンジンとトランスミッションの間を通る冷却水パイプは0.8ミリの糸半田に内径0.9ミリの真鍮パイプを2ミリ程度の輪切り3固を通して真ん中の物をアルミ色に、両脇のものを艶消しの黒に塗りさらにアルミテープの細切りを黒いパーツの両端に巻き付けてパイプのジョイント部を表現してみました。真ん中のアルミ色のパーツにジャンクパーツの中からキャップパーツを流用接着し、透明のテグスをブリーザーパイプとしています。

リアブレーキのオイルラインは洋白線をライターで焼鈍しをして柔らかくしてからループを作ります。洋白線や真鍮線は簡単に焼鈍しが出来、簡単に曲げることが出来ます。(現物合わせで製作しました)

キャブに繋がる燃料パイプも洋白線を焼鈍してからT字に半田付けして、真鍮パイプの輪切りを通して製作します。キャブへの取り付けはキャブ側に取り付け用の穴を開けておき、エンジンにキャブを取り付けた後現物合わせで折り曲げて設置します。

前後のショックアブソーバーはインナーチューブ部分をマスキングし赤色に塗装します。組み立ては車体の地上高を決定してからコイルスプリングをそれに合わせてカットして組み立てます。

 

 


年賀状

2021-01-03 14:21:24 | 日記

あけまして、おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。