１号の竿ではグレは厳しい (第１３話)

２０１４年９月１３日　　中潮

先週,１０年近く愛用していた磯竿がポッキリ折れてしまい,新しい竿を未購入のまま,３連休に突入。今日は予備の１号のチヌ竿で出陣しました。

手前にしっかりと撒き餌を打ってエサ取りを寄せておいてから,やや沖側に仕掛けを投入。仕掛け近くに撒き餌を一杯だけ放り込むと,なんと一投目からウキが勢いよく沈む! ズンとした手応えののち,グレの強烈な引き。シモリに突っ込まれないように,急いでリールを巻きながら竿をしっかりと立てて踏ん張る・・・。ところが,いつもと勝手が違う。１号のやわらかい竿でしかも胴調子なものだから,グレの強烈な引きに,のされてししまう。
まずい,シモリに潜られる! それでも竿を右に左にいなして,何とか３３センチのグレをゲット。ハリスを確認すると岩に擦れたのか,ボロボロ。よく切れないでもってくれました。
その後も,グレのアタリは続くものの,取り込みに四苦八苦。これはこれで面白いものの,やはり早く新しい竿がほしいなあ。

良型グレの代償は・・・・・（第１２話）

２０１４年９月７日　　大潮
暑さと雷雨でしばらく休んでおりましたが，久しぶりの出陣です。
当日は，横風がきつく，なかなか撒き餌とツケエサをうまく同調できない状況が続いた後，初めてのアタリが！
ところが，横風でミチイトが思った以上に出ており，合わせが遅れるという致命的な失敗。グレはすでにシモリに潜り込んでしまっており，ドン！，ググッ！，ブチッ！・・・・で一巻の終わり。その後は全く反応なし。

それでも，その後横風が弱くなり波も穏やかになると，明確なアタリが出るようになり，手のひらサイズのチヌが続けざまに釣れ，そして待望のグレ。この日のグレは３７センチの良型。何度も海底に突っ込むファイトを見せてくれました。

ところが，その後のこと。さあ，もう一匹・・・と竿を強く振った瞬間に，愛用のシマノ鱗海1.5号の竿の3段目がボキッ！　この竿は私が本格的にフカセ釣りを始めた10年ほど前から使い続けたもの。さすがに寿命だったのでしょうが，良型グレの痛い代償です。この竿が何匹のチヌ，グレを釣ってくれたでしょうか・・・。本当に楽しませてくれました。次の竿も鱗海シリーズにしようと思います。