この夜空に・・・

シニア担当のYokoです。

一体誰が思いついたんでしょう？

どうしてやってみたいと思ったんでしょう？

だってそこは手に触る事も出来なければ、どこからどこまでという決められた枠もなく

一瞬たりとも同じ状況化である事なんて出来ないそんな場所



そう・・・・



この夜空に　誰が花火をあげようって思ったんでしょう？？



しかもただ打ち上げるだけない。

そこにアートがある。

この夜空に色とりどりの大輪の花が咲いたり　

一つまた一つと時間を違えて色を違えて花が咲く様子やら

不死鳥が飛ぶ様子やら　

夏の夜空というキャンパスがアートになる。

だけどそれはほんの一瞬で

私たちはその色や形　

それを通して驚き　喜び　儚さ　願いetc・・

さまざまなな自分の想いを　一緒に夜空のキャンパスに重ねながら

そっと心のシャッターを押している・・・



英語ではFireworks　　でも　日本は　花火　

そういうとらえ方一つとっても日本人の豊かさを感じます。



あなたの心の中にある花火はどんな模様の花火ですか？



シニアのみなさんの花火はね・・・・




　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いろんな模様　いろんな色あい　いろんな方向　

一つの花火がその人の存在そのままで

　　　　　　　　　　　　　

　喜びの花火を灯し　周りをぱっと明るくして

『今生きていることに「感謝感謝」です』と笑顔で話す

ここに打ち上げられた花火の花火師さんは

みなさん認知症の方達ばかり

でもだからそんな人が作った花火だから凄いのではなくてね



この方達がいてくださる事が　うれしいと　

一緒に過ごす時間を持てるこんな仕事が出来て　うれしいと



この花火を見ながら　　私は　　心が喜びで震えてしまうのです。