安否

地震発生時、身内の安否が真っ先に気になります。

携帯のネットで震源地が東北地方と知り、お台場で火災とかの
情報も入り、東京にいる娘にメールをしてみると、

「池袋火事、駅にいたおばさんと一緒に行動してる。
駅だと携帯電波なくて　状況わからない」との返信。

とりあえず、無事を確認し、会社の周辺情報入手に動きました。

夜になって、自宅に戻ったという娘と状況を確認すると
駅で偶然隣にいたおばさんと帰宅方向が一緒ということで
まだ３時すぎだったけど、駅が混雑してるし、待つのが嫌で
歩き始めたんだそうです。
じきにタクシー会社の車庫があって車もあったので、運転手さんに
お願いしタクシーで帰ることにしたようです。
途中下車のおばさんが１０００円出してくれて、私が誘ったんだからと
一旦は断ったけど、どうしてもって言うのでもらって、結局３０００円位で
帰宅できたよと言う事でした。

結構、たくましい娘で、驚きました。
あの時、すぐ行動を起こしてよかったよ。
父さんの血が流れてんだと思ったよとのコメント。
今日、帰省する予定が一日延期されたけど、そのコメントに免じて許すか。

一応、安否確認のメールは娘だけでなくて、かみさん、弟、妹にもしました。
親父には電話ですけど・・・。娘の返信が一番早かったです。

でも、津波による被害者の状況が悪くなる一方で、被災者には気の毒で
言葉もありません。
東海地震で津波に襲われたら、ひとたまりもないんだなってことを
思い知らされた感があります。