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亡国のクライシス+

したたかな自由民主党、だまされている立憲民主党

補欠選挙で確かに立憲民主党は3勝した。しかし、それは自民党の高等な戦略であった。

自民党自らが全敗することで岸田の解散権を縛り、立憲民主党に3勝させることで、泉健太の代表続投を可能にさせた。

1年以内ある総選挙では自民党は岸田に代わる新しい総裁のもとで戦い、立憲民主党は泉健太代表で戦うことになる。

総選挙で多少の議席は失うが、これで自民党の政権維持が決まった。

なにしろ相手は泉健太の立憲民主党である。泉健太氏は、岸田文雄氏に負けず劣らない、自身の立身以外は何も考えていないおバカな政治家である。

あの小池百合子が希望の党を立ち上げ、当時の民進党のリベラル派を排除した時にも、泉健太はそのまま希望の党に合流した。いわゆる枝野や長妻、福山、辻󠄀元らのリベラル派を裏切ったのである。 

本来なら、枝野幸男は泉健太を立憲民主党に迎え入れてはいけなかったのだ。枝野も数合わせのために妙な妥協をしてしまった。

泉健太は今も立憲民主党の代表というより、国民民主党の代表みたいなものである。だから、あの日和見芳野連合から言われるがままに立憲民主党と国民民主党の協調を画策し続けている。

泉健太を立憲民主党の代表にした一番の責任者は小沢一郎である。代表選で小沢グループは泉健太を推したことがそもそもの間違いであった。もしも、小沢グループの票が逢坂誠二に行っていれば逢坂が代表になリ、少しはまともな立憲民主党になっていた。   

今、泉健太降ろしの急先鋒は小沢一郎である。ようやく小沢一郎が目覚めた。9月の立憲民主党代表選で小沢一郎がアンチ泉健太を貫けば、新しい代表のもとで立憲民主党は自民党とも互角に戦える。

とにかく、
かつて民進党のリベラル派を見捨てた泉健太、岡田克也、安住淳の外様3人が立憲民主党を仕切っている限り、立憲民主党は政権は取れない。
 
連合にしっぽを振っている限り政権は取れない。

自民党は、補欠選挙では手を抜いたが、本気モードになれば強い。おそらく、総選挙では島根1区も東京15区も新しい長崎選挙区も勝つだろう。

岸田なき自民党は強いのだ。


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