亡国のクライシス+

ホタテ業者は、笑いがとまらない

きょうから風評被害補償受付が始まった。
福島や宮城の水産物は、魚市場関係者が言うように、ほとんど買い控えがなく、これまで同様の売り上げだという。

問題はホタテ業者だ。
中国がダメなら国内向けに出荷すればいいのに、高値買い付けを待って売り惜しみを続けている。

倉庫は冷凍ホタテの山、山。そして、その倉庫代を風評被害補償金からもらおうとしている。ホタテ御殿を建てた成金たちは、カネ亡者気質どっぷりになってしまった。  
 
中国に売れないホタテを無償で学校給食に提供するという「美談」がニュースになったが、調べたらそのホタテ代は自治体(例えば森町)が業者に払っていた。
 
なんのことはない。
ホタテ業者はしっかりと金をもらっていたのだ。自治体が税金で特定業者の便宜をはかる。こんなことも許されているのだ。

風評被害にかかわる予算は一千億円。気仙沼や石巻の水産業界や亘理、山元のいちご農家など、政治家と結びついた特定の業者に流れた東日本大震災復興交付金の二の舞いになりそうである。

守銭奴のホタテ業者から目を離してはいけない。
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