☆南会津～田代山林道～登山～日光の旅昨夜、さわりだけお知らせしておりましたソロの旅『福島県南会津～田代山林道MTBライド～田代山登山～栃木県日光』のリポートです
まずは真夜中にお店を車で出発、10/4(水)3:10am今回の旅の起点となります会津鉄道・会津高原尾瀬口駅に到着。30分ほど仮眠を取って4:00amにスタートしたのでありました
殆ど交通量のない夜明け前のR352をひたすら西へ…スタートから20㎞のT字路にて県道栗山舘岩線(通称・田代山林道)方向へと進路を変えます。
湯ノ花温泉前を通過して、どこか懐かしさを覚える水引集落あたりで(上画像)、ようやく夜明けを迎えました。
更に進み行くと、次第に道は細くなり、やがてジープロードとなりました。ここからが、長い長い田代山林道の始まりです…。
下調べしていた情報どおり基本的にフラットダートです。わりと傾斜も緩く、体に負担の少ないよう軽めのギヤでクルクル回しながらのHCです。
これまでのSJ号を見て分かった方は、余程の観察力かMマニアですね(笑)
今回、鉄やさんのアドバイスどおり、リアタイヤのみを28er(鉄やさん規格)に換えて臨んでみました。「ハイ、ズバリこれイケます!!」荒れたダートでなければ、かなりの走破力&軽快さを誇ります
スタートから3時間と少し…39㎞走って、ようやく登山口に辿り着きました。間髪入れずにSJ号をWロックで施錠し、休むことなく早々と登山開始です
スタート直後のみ緩い斜面で、使う足の筋肉が変わりいくのを覚えます。
序盤から急な斜面の登りが1.5㎞ほど続きます…。思っていたよりMTBのダメージがあった分、いつものペースで登れません
登山口の標高で既に1400mを超えており…田代山山頂は何気に2000m近いので、だいぶ気温が下がって来ました。
でも、草紅葉が素晴らしいですね。天候だけが残念でしたけど…
田代山へは1時間弱で到着。寒さに加えて風もだいぶ強まって来ました
天候が良ければ、その先の帝釈山(2060m)まで行こうかと考えていましたが…低温・強風・視界不良のネガティブ要素しか見当たりませんでしたので「本日の登山はこれまで」と見切りを付けました。そして、避難小屋でスタートから初めての大休止を取りオニギリタイム…しばしの間まったり
避難小屋より立派な建物の、トイレがある施設を横目に下山開始です。
天上の楽園と呼ばれる田代山湿原…晴れの景色を拝むことが出来ず残念でしたが、燃えるような草紅葉と池塘のある風景が、癒しのハイクとなりました
結局、登山は5.2㎞だけでしたが、2時間15分(休憩含む)も要してしまい、そそくさとまたSJ号に跨ります。登山口が峠の頂上かと勝手に思い込んでいたのですが…実際には峠はその2.5㎞先…前半のHCと登山で、既に想定以上の疲労を感じてしまいました
福島~栃木に跨る峠の頂(1588m)には9:50amに到着…スタートからMTBだけで42㎞走り残るは35㎞です。帰りに川治温泉から乗る電車(ローカル線ですので本数が少ない!)の時刻は0:00am発…ペース次第では結構微妙な時間です。
峠の先から湯西川温泉方面を望む…こんな眺望があるからやめられません
下り基調な復路ですが、時折りある長い登り返しが体に応えること数回
そんなこんなでパンクもせず、栃木県側の入り口へ飛び出る事が出来ました今回走破した田代山林道…栃木側ゲートは毎年秋にしか開かないそうで、この時季しか通り抜けできない、とても稀少なオフローダー憧れの聖地だとか…。
林道区間27㎞のライドを終え、残る舗装路を少しペースを上げて進みます。のどかな風景に心は癒されながらも、向かい風の中、懸命にペダルを漕ぎますが、なかなか速度は上がらず…
でも今回はリアタイヤだけでも細くして大正解でした
鉄やさんサンクス
頑張って飛ばしたかいがあり、11:30am頃無事に川治温泉駅へゴールパパっと輪行を済ませて、いい加減空いたお腹を満たしたかったのですが、駅周辺に全く商店が見当たらず…泣く泣くドリンクだけで我慢しました(苦笑)
列車が来るまで、本日の旅を回想…バイクがなければ到底無理な行程でした。そんないつも乗っているバイクに感謝しつつ、素晴らしく苦し楽しめた長い行程を振り返り、総距離82㎞/7時間半の小旅行が幕を閉じたのでありました
「2度目はあるか?」…今の心境では…「ないです」(苦笑)
絶好のツーリングシーズンを迎えました
本日『まったりグルメROADライド
』の旅のしおりを、参加表明頂きました皆さんへお送り致しましたもし届いていない方がいらっしゃいましたら、何なりとお申し付けください
