『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.2804 あぁ、八十里峠2013=前編

 八十里…腰抜けオヤジの越す峠
あぁ~~~、今年も行って来ちゃいましたオヤジ達の楽園『八十里越』へ
昨年は週末の土曜日に決行しましたが、今季は平日開催にて決行
当初は4人で走る予定でしたが、塾長アリイさんがご家族の急な諸事情から泣く泣く参加できなくなってしまい3人(Uゴロウさん・M片コーチ・M)で決行する事になりました

10月22日(火)は23:00、予定どおりコーチと二人でSEKICYCLE前を出発
東北道を延々と南下し、磐越道に入って新潟方面へ…そして会津坂下ICで降車して間もなくのコンビニでUゴロウさんと合流。
R252を柳津方面へ向かっていると…「ウン?!、なんだッ~~~!?」と、街灯も無い真っ暗な車道の真ん中に大きな物体が
あまりに微動だにしないので、一瞬「何かのいたずらか?」と思ったりもしましたが…野生のニホンジカでした
とにかく全長が大きく驚きました(運転席が高いハイエースの私とシカの目線が同じ位!)。おまけにシシ神様を彷彿とさせるほど長く立派な角…「先を急ぐな」との神様の思し召しと思い、のんびり運転で只見を目指したのでありました
あー、ひかなくて良かった…って言うかハイエースが負けてたかも(笑)



しょっぱなから珍事がありましたが、その後予定どおりゴール地へ車を1台デポし、5:00amにはスタート地点の新潟県三条市遅場地区に到着(まだ真っ暗)、全員前日から寝ずの行動でしたので1時間ほど仮眠し精神集中…予定していた6:30amに無事全線完走を祈りスタートを切りました


UPを兼ねた5kmの緩いHC舗装路をこなすと、吉ヶ平山荘(旧小学校)へ到着。
「守門岳に登る」と言うオジ様と談笑、写真も撮って頂きました


そして、いざ一年ぶりの八十里峠を目指し核心部へ…


暫くは緩斜面の小道が続き、右手に守門岳を望みながら心地よく進みます。
2kmほど走ると、いよいよ押しと担ぎの峠道へ突入です。相変わらずの急登ですが「これぞ、八十里」…まさしく苦し楽しい世界の極地ですね


一つ目の難関をクリアすると椿尾根です(7:57am)…少しだけ小休止。


さて、これからが本番です。「ファイトーッ!イッぱーつ!!」の連続です


山の神へ8:57am到着…お賽銭を捧げ、今回の安全を祈願し再スタート


番屋乗越(872m)へは9:29am到着、ここからは少し路面が安定します…。


福島県側の山も見えて来ました。新潟県側よりやや雲が広がっていますね。中央奥やや右手の鞍部(凹部)が、中間地点にて最高標高地点の鞍掛峠(965m)です


火薬跡では丁度、下部で工事中のトンネルから発破音が聞こえたり9:58am


その後まもなくブナ林の長い下り道に入り(楽しいとついつい写真を撮るのを忘れちゃってます)下り切ると、豪雨により流れ出た岩々で堰となっているブナ沢です。昨年は若干道が不明瞭でしたが、今回は有志の方々による整備のおかげで迷う事なく渡渉する事ができましたそして、荒れた箇所を高巻き登り詰めると…


目の前に広がる雄大な奥会津のパノラマ今年も山の神様に呼ばれたのだな…と


ブナ沢と高清水沢の間にある、一昨年の豪雨により山が半分崩壊した場所
このあとのキツい高巻きをクリアすると安定した路面になり、また乗車率がUPします(鞍掛峠へ向かっているため上り基調ですが)。


空堀小屋跡にて小休止(11:02am)…スタートから4時間半が経ち、消化した行程を振り返り、順調に進めている事を確認しました


そして空堀…ここからが鞍掛峠への本格的な登りとなります…気合再注入

という感じで、昨日の八十里は快晴にてして気温もこの時季としては高め
ここでしか味わう事のできない奥会津独特の素晴らしい眺望と、長く厳しく楽しい峠道を存分に堪能し歩を進めています
10月23日(水)11:10am…この時点で昨年より1時間半程度、早くそして順調に進んでおり、このあとの鞍掛峠では日本海と佐渡島まで見渡せる眺望に感動する事になるのですが…なにぶん長い行程ですので、続きはまた明日にッ
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