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ペーパースマハー

ワリー〝さようなら故郷の家よ〟

きのこの山とたけのこの里。
どっちが好きか?
真剣勝負。
そんな事をYOUTUBEで見て、ヒマ人はさっそく便乗。
(フランス人の母娘が、ああだこうだやっていた)

世間的にはたけのこの里が人気のようで。
(皆のコメント欄を眺むれば)

という事で先ずは食してみっぺ。
(真剣に食べてみた事、皆無。実は)

きのこの山。
チョコレート&ビスケットの部分、しっかり目(堅い)で、味もクドく無くて(ビター?)自分好み。
たけのこの里。
チョコレート、マイルドなミルク感がありクッキー部分も柔らか目(サクサク)。甘さを感じる。
(こんな感想吐いたところで誰の得にもならないだろうけど。
でもあんまり目立った差は無えんじゃね?)

きのこの山の、きのこを誇張したような丸みのある佇まいが、まんまシイタケみたいな笠が立派ですって形にしなかったところも良い。
(間違ってシイタケの山作っちゃいました。っていうのも見てみたい気もするが)

因みにフランス人の母娘は、母がきのこの山。娘がたけのこの里推しでした。

よって、
判定。
きのこの山>たけのこの里。
となりにけり。
(世間はこんな事で騒いでいるのか)

菓子売り場をついでに良おく見たら、ビスコってまだ売ってたのネ。
箱の男の子も昔から変わってない?
よく食してましたが、味まではどうしても思い出せない。
今度買ってみるべ。


訃報。
ジャン・ジャック・ベネックス。

堕つ。
凹。

凹む。

近年、新作の映画が途絶えて久しい監督だったので、自分の中では超絶な損失感も無いっちゃあ無いのだけれど、
「ディーバ」とか
「溝の中の月」とか
「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」とか
「ロザリンとライオン」なんか
までの濃密な〝これぞフランス〟的な流れ。
嗚呼、本当にこよなし。
こ・よ・な・し。

デビュー作品の「ディーバ」。
のっけからバッシャーと、オペラをこれでもかとぶっ掛けられた衝撃が忘れられない。
オペラのオの字も分からなかった、若かりし20代の自分にこれがワリーの〝さようなら故郷の家よ〟なんだよと教えてくれた。

当時に想いを馳せば「ディーバ」と同じ黒人のソプラノ歌手、キャスリーン・バトルっていう人も話題で(どっちが先?)、どちらもそれまで馴染みの無かった日本人のお茶の間に、オペラのアリアを浸透させた。
と言っても良い。
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