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NPB 牛骨によるバットの「表面加工」来季解禁へ 打者の“打感”向上…本塁打増につながるか

2024-12-19 | 話題
牛骨でバットの表面をゴリゴリとしごいて木目を詰める加工はメジャーでは一般的。近年はメジャーでプレーする日本人も増え、そのバットの使用を希望する国内選手も増加してきた。ある球界関係者は「選手は打った時の感覚を大切にする。打感や音が変われば成績向上につながる可能性がある」と期待する。

 NPBは今季まで禁止してきた牛骨による「表面加工」について独自に反発係数などを調査。数字は変わらないとの結果が出たことで、10月の野球規則委員会で解禁することが決まり、前日に行われた実行委員会で12球団に正式に通達された。バットの「中」を強化するのではなく、牛骨の成分によって木目が詰まる表面加工。打った時に「硬い」感覚になるといわれ、音の響き方も変わるという。打者は感覚が良くなることで、成績向上につながる可能性がある。

 かつては長嶋茂雄、榎本喜八、大杉勝男ら伝説級の打者たちがバットの芯を牛骨でしごいて脂を木目に染み込ませていた。それが1981年に反発力の高い「圧縮バット」が禁止され、同時期に牛骨などでの表面加工も禁止に。だが、メジャーでは表面加工が一般的なことなど、時流を踏まえてNPBが調査したことで、牛骨による加工が「圧縮」とは別物であることが示された。

 近年、日本のプロ野球では本塁打数が減少し「投高打低」が顕著になっている。昨季は1250本だった総本塁打数は275本も減少し、今季は12年以来、12年ぶりに3桁となる975本だった。 https://www.sponichi.

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