[神主神気浴記]

田舎町の神職が感得したご神気の事、ご相談をいただく除災招福の霊法の事、見聞きした伝へなどを、ほぼ不定期でお話します。

(1)陰陽五行

2007-04-21 | わざわいよけ
 先月3月は、合格、就職、転職など新たな出発をされる方とのご面談で、入学、入社、転勤などで引越しされる方のご相談と例年になく忙しい月となりました。ご自分を生かす道に出会い、新たな門出を生き生きとした顔をされて進まれました。まことにおめでとうございます。
 さて、この世のあらゆる事象は、陰陽の働きによって出現し、生成すると言われています。人はこの陰陽の働きと一体となる事を生き方の基本とするとよいのです。陽とは一方であり、陰はその他方を意味します。陰陽が調和する中で、人それぞれの生かされる途があります。それが自分を生かせる本来の道です。この陰陽の活力の源は、この地上の五元素、五行にあると言われています。
 よい気が流れる空間、心地よい気がかもし出される空間に出会ったことはありませんか。立ち止まったり、腰を下ろしてみたりすると、気持ちがスーッとしてくるような場所です。やがてすがすがしくなってきて、身体全体が浄化され、そこにいるだけでイライラやトゲトゲが取れていきます。その場の気を心身が感受し、魂が浄化されるのです。気に服し、気を感受することを祐気取り服気法といいますが、この気は五行の木火土金水から発すると考えられています。
 はからずも、ご自分の考えていた道に進めなかった方、どこかで陰陽のバランスが崩れたのかもしれません。落胆することはありません。急がば回れかもしれませんし、また、今はこの道が進む道として与えられたのかもしれませんね。しかし、自分の何処が違ったのかに気づくことは必要です。それは単なる言葉の上の反省であってはいけません。まだまだ間に合います。ご自分の五行を知り、途を意識して心の中に持ち続けてください。


 
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