鱸子→鱸若→鱸 ~シーバス~

シーバスをメインターゲットにした釣行記  鱸子(セイゴ)鱸若(フッコ)と読んであげてください

復帰釣行

2010年06月12日 | シーバス

傷もだいぶ癒え、痛みも和らいできたので約一ヶ月ぶりに出撃です。

無理は出来ないので、エントリーしやすい河口とサーフへ。

 

川は水草が流れてて・・・

サーフはベタ凪で・・・

 

まったく釣れる気がしなかったのですが・・・

47cm 鱸子ちゃん。

魚も気を利かせてくれたのかな? ありがとう~!


GIST(消化管間質腫瘍)

2010年06月03日 | その他

ご無沙汰しておりました。
また一ヶ月以上放置しておりました。

というのも、5月半ばから釣りに行っておりません。

実は、11泊12日の旅に出ておりました。
訪問先は、T病院経由、新大病院行き。。。

タイトルの病気を患いました。
ネットで調べると10万に2人ぐらいが発症する珍しい病気だそうな。
そんなのに当たらずに、宝くじにでも当たればいいのに・・・

 

その時は突然やってきました。

5月14日
この日は小学校PTAの歓送迎会でした。
前日からなんかお腹が張って変だなあ~、急に具合悪くならなきゃいいけど・・・
予兆は少しあったのです、そして自分でも気付いていたのです。

いつもなら体調が少し変でも女房には言わずに飲みに行くのに、
この日ばかりは、「なんか腹張って変なんだよな~」と出掛ける直前に漏らしました。

しかし何事もなく二次会まで終了。(しっかり最後まで飲んでるし・・・)

ラーメン行くぞ~を聞いた途端、腹部に痛みが・・・

少し歩きましたが、痛くてうらい。
運よくタクシーが通りかかり乗車。(久しぶりにタクシー乗ったな~)
今思うと、ここでタクシー拾えなかったら途中でぶっ倒れてたね。。。

家に帰ったのはいいが、痛みにのた打ち回り、しまいにはなぜか嘔吐・・・
どうにも我慢できず、夜間緊急外来へ。

しかし、レントゲンを撮って「腸閉塞ではないですね~」 終了・・・。
朝まで3回痛み止めを飲んでなんとか寝る。

翌土曜日、近くの消化器科へ。
症状を聞かれて、触診されて、「とりあえず薬飲んで様子見て」 終了・・・。

日曜日にはお腹の痛みが少し落ち着いたが、代わりに激しい頭痛。
痛み止めでなんとか紛らわして週末を乗り切る。。。

月曜日、再び消化器科へ。
血液検査、エコーそして近くの病院へ出張してCT。
エコーにて、何もないはずのところに大きな塊が・・・
腹水もずいぶん溜まってるみたい・・・(後に出血した血液だと判明)
「検査結果は明日ね~」

火曜日、消化器科へ。
「やはり大きな腫瘍があるようです、貧血もずいぶん進んでます」
「血液検査から癌ではないようですけど・・・大きな病院に入院してください」

入院の準備してT病院へ。
こっちはすぐにでも入院のつもりなのに、外来でしば~らく待たされて診察。

「なんて聞かされてきたか知りませんけど・・・ ご家族も来てますか?」
なんとも歯切れが悪い、なんか「なんでこの病院来たの?」って感じ。

とりあえず、前日も撮ったCTを再度撮ってやっと入院。

その夜。
「うちの病院では対処できないので大学病院に転院してもらいます」
「はぁ・・・」

しかし、大学病院のベットが空いてなく、結局T病院にて2泊。

お腹の中でずいぶん出血して貧血が進んでるとのことで、とりあえず輸血。
転院してもどうせ検査するから今のうちにやっておきましょうと、胃カメラを飲まされる。

鼻からはやったことあったのですが、口からの胃カメラは初めて。
もう二度とやりません。。。

この病院、とても居心地が悪かった。
朝五時にどこかの病室のじいちゃんが「お~い、お~い」って叫ぶし・・・
看護士は放置だし・・・

だいたい、先生も看護士も患者にため口ってどういうこと・・・
もう二度とお世話になることはないでしょう。。。

20日木曜日。
救急車に乗って転院。(初めて乗せて頂きました)
この頃には何事もなかったようにピンピンしてたんですけどね。

また外来へ連れて行かれる予定でしたが、
先生が気を利かせてくれて、直接病室へ。 さすが~~~

ここで、一週間に三度目のCT。
そして、ピンピンしてるのに病室から出てはいけない絶対安静指令!
また出血したら大変だということらしい・・・

その夜。
「ほっといてもしょうがないから明日切っちゃいましょう!」

「はぁ・・・」

 

痛みが出てから一週間。やっとこさ原因は削除された。。。

この病気、胃や腸などの外側に腫瘍が出来るもので、自覚症状がほとんどの場合ないらしい。
私の場合、胃の外壁にこぶしほどの大きさの腫瘍が出来ていたが、
癒着していた部分がほんの僅かで、胃の外側を直径1cmほど削る程度で済んだらしい。
ただ、1リットルぐらい出血していたようで、出血性ショックで倒れなくて良かったね~と言われました。

切除した腫瘍の病理検査結果はまだまだ先になるようです。
癌と同じように転移することもあるようで、
腫瘍の大きさと成長速度でリスクの度合いが決まるらしい。

生命保険等の取扱いも調べてみると色々らしく、がん保険はおりない場合もあるらしいです。
どうせなら保険金もらいたいよな~。

ご存知ですか? 「高額療養費制度」
1ヶ月で一医療機関に支払う額が一定額以上になった場合、
通院の場合は申請で戻ってくる、入院の場合は前もって手続きすれば一定額以上支払わずに済む制度です。

残念なことに私、転院したんです・・・。それぞれの医療機関に支払わねばなりません。
限度額の二倍にはなりませんでしたが、近いものがあります。
なんとかならんのかね~・・・

月をまたぐのもダメですから、どうにもならないんだろうな・・・

せめて生命保険はおりてほしいな~