PTA活動6年の軌跡

中学校のPTA活動において、前例なき事に挑戦し続けた6年間の記録

出る杭は・・・・

2015-05-21 12:48:46 | 日記
役員初年度から、資金集めの活動をうたっていたが、何か新しい事をやろうと

すると決まって、圧力や妨害等がかかるもんだ。

最初から飛ばし過ぎると、やりたい事も出来なくなるよ。と当時の役員仲間

からアドバイスを頂いていた。

6年計画で行くなら、最後の1年にすべてをかけるつもりで、5年間修行して

みれば?などと言われ、その時の副会長をされていた女性の方が、


「出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は打ちづらいんだよ」と言った。


なるほど~ 


6年終わってみて、振り返ってみると、確かに毎年のように先生方は

異動などで入れ替わり、私の方が古株になってくると、先生も私に

意見を言いづらいようで、保護者達も永く役員をやってる私には

面と向かって文句は言えない状況になっていた。

その代わり、無記名式の学校アンケートや、インターネット掲示板などで

批判・バッシングを受けるようになったが・・・・


やはり、沢山の保護者が集まると、生まれた年代も違うし、育った環境も

今までの人生経験も違うので、当然考え方も違うのは当たり前だ。


そんな集団の中で、自分の正義を貫くのは至難の業であり、それは会社でも

この社会でも、皆さんの普段の生活の中でも、同じだと思う。


特に、今の中学校のPTAは、昔気質の親と、ゆとり世代と言われた時代の親が

混合しているから、意見の相違が多く、大変だと思う。

活動その6

2015-05-15 14:02:38 | 日記
体育祭でのジュース販売で経験と要領を得たので、次は学校外での活動に

チャレンジしてみた。

すでに、花火大会のイベントには出店しているが、もっと大きなイベントで

デカく稼ぐ作戦だ。

タイミングよく、勝浦市で「ご当地グルメ開国宣言in勝浦」というイベントが

予定されていたので、ここを狙った

このイベントは、翌年に開催が予定されている、Bー1グランプリの

関東・甲信越大会の予行練習的なイベントである。

ここで、ジュースの販売と余って不要?となった半端なチケットなどを募金

して頂く活動を行った所、ジュース利益45500円、募金額20656円

合計66156円を稼ぎ出した。


これは、いいんじゃない 


という事で、当然 翌年のBー1グランプリにも出店させてもらえる

ように、実行委員会の会議でお願いをしたが、これは公式大会なので、たとえ

PTAでも、会場内ではジュースの販売は出来ないらしい。

会場外なら、0kという事で、極力会場に近い会場外で販売を行い、また

実行委員会のはからいで、会場内で販売を行うスポンサーのコカコーラさん

伊藤園さんの委託販売という形で販売し、売上げ本数によって手数料を

頂ける事になった。

また、部活動の一環として、家庭科部、美術部、陸上部の女子生徒達が

部活動応援募金のお願いを、募金箱を持って会場内を歩き、募金活動を

行った。


この関東・甲信越Bー1グランプリin勝浦は、2日間開催され、両日とも

出店させて頂いた結果・・・・


会場外ジュース売上利益   52009円

委託販売手数料       202494円

募金額             103295円


合 計          357798円を稼ぎ出した。


これには、さすがにビックリした。(笑)


後日、学校で募金に歩いてくれた生徒を集め、深々とお礼を申し上げ、今回の利益に

ついては、必ず生徒達にお礼の場を設ける事を約束した。


活動その5

2015-05-13 11:58:44 | 日記
5月は、体育祭のシーズンである。

ここでも何か資金稼ぎが出来ないものかと思案し、ジュースの販売を

行う事にした。

これは、役員のみで行う事にしたが、役員といえども、やはり子供の

競技観戦、応援はしたいのが人情・・・

また、この活動が毎年の役員の義務になってしまうと、役員を引き受けて

くれる人がいなくなるのでは・・・?? という心配も懸念されるので

あくまでも、役員有志という形で、体育祭のジュース販売は、その年の

役員で、やるか?やらないか?を協議し、会長が決定する。

という事にした。


私が携わった間の、実施状況は


平成22年度 実施  ジュース 433本販売

平成23年度 やらない

平成24年度 実施  ジュース 331本販売

平成25年度 やらない

平成26年度 実施  ジュース 687本


ジュースは、お茶、水、スポーツドリンク、コーラ、コーヒーなどなど

近隣のスーパーやホームセンターで特売の時などを狙い、1円でも安く

仕入れたり、気持ちのある方々から寄付して頂いたり・・・

販売価格は、1本100円である。

平成26年度の時は、私が会長であり、お昼のお弁当の時に生徒全員に、

1本づつ配布したので、全部が販売本数ではない。


この活動は、早朝からジュースを大量の氷で冷やしたり、準備が大変な割に

利益は数万円なので、今後はどうなるのか? 微妙である。

活動その4

2015-05-12 14:09:54 | 日記
近年、子供が被害に遭う、事件や事故が日本全国で多発している。

中には、痛ましい事件に巻き込まれ、その幼い命をおとす子供もいる。

のどかな田舎である勝浦市でも、ここ数年では不審者騒ぎや、殺人事件なども起こっている。

学校側も、フェアキャストという安全連絡網を取り入れ、保護者へ情報を流しているが

起きてからでは遅い。(当たり前だが・・)


子供達が被害に遭わないように、事前の行動が何よりも大切だと思う。

そこで、PTAとしても、日々の見回りパトロールを強化する事とした。

しかし、私のようなガラの悪い人間が、町中で子供に声をかけたら、一発で

私が不審者にされてしまう・・・


そこで、勝浦中学校のPTAだとわかる、お揃いのブルゾンを作成する事にした。

勿論、これもTシャツ作成でもお馴染みの洋品店社長に頼み、激安価格での作成だ。





これを、役員、評議委員の方、全員に配布し、なるべく毎日外に出かける際は着用してもらう事で

常に、PTAがパトロールしている事をアピールする事で、犯罪の抑止効果となればと考える。


一般の方から見れば、そんな事で防犯になる訳ないと思われるでしょうが、不審者(犯罪者)から

見れば、PTAの文字の入ったお揃いのブルゾンを着ている人が、市内のあちらこちらにいたら

悪い事はしづらいだろう・・・


このブルゾンは、役員、評議員に一年間着用してもらい、退任の時に回収し、また新しい

役員、評議員に引継ぎされる。

これは、今現在でも続いている活動である。


ただ、このブルゾンが、冬は寒く、夏暑い。というクレーム付きである・・

活動その3

2015-05-12 12:42:20 | 日記
さて、オリジナルTシャツを作成し、生徒&保護者&先生達に購入して頂いたが、

腑に落ちないのは、今の現役の関係者からお金を集めている事である。

そもそも、この資金難の原因は、過去の歴代の関係者ではないか??

OB達からも、お金を集めないと気がおさまらない・・・

PTAの会則では、本会の経理は、会費、寄付金及び活動収益金を以てこれにあてる。

となっている。 寄付金? これだ


OB及び卒業生達から、一口3千円の寄付を集める作戦を決行した

しかし、ただ3千円を頂くだけだと、誰も払ってくれないだろうから、何か

おまけを付けなければ・・・・・と色々考えた結果。

寄付のお礼として、プレミアムTシャツを作り、渡す事とした。

プレミアムという位だから、それだけの価値がなければならない。

そこで、またまた使える人脈をフルに使い、勝浦市にとても貢献、協力をして下さって

いる、漫画家の本宮ひろ志先生にお願いをし、中学生の男の子をモチーフにした

オリジナルのイラストを描いて頂き、Tシャツの背中にデザインした。


本宮ひろ志先生は、勝浦市が主催する鳴海ロードレースというマラソン大会の参加賞の

Tシャツのデザインや、勝浦タンタン麺船団のイメージキャラクターとしてサラリーマン

金太郎のイラストを使用させて頂いたりと、とても協力をして下さっている。


そして、完成したTシャツがこれだ








中学生の男の子が、体育祭で1等賞になった感じのデザインである。

見る人が見れば、ひと目で本宮先生のタッチとわかる。


早速、寄付金活動をした所、1週間で65口、195000円の寄付を頂いた。


これは、もっと寄付活動の場を広げようと、私の人脈を使い、千葉日報という新聞に記事として

とりあげてもらった。





すると、新聞を見た一般の方からも、学校へ寄付の問合せを頂き、反響を呼んだ。


この本宮先生のイラストについては、著作権、肖像権の関係から、いつまでも永遠に使用出来る訳ではない。

本宮事務所の担当者の方とお話しをし、私がPTA役員在籍中、責任も持って使用する事で許可を頂いたので

今現在は、もう行っていませんので、あしからず・・・・


この寄付金活動も、6年間で、ものすごい金額を稼ぎ出した事は、言うまでもない。