「シャーク・テイル」

ドリームワークスのＪ・カッツェンバーグが、
どれほど嫌味で執念深い男であろうと(爆)
私はこの会社のアニメは嫌いではないんですよね…^^;
とことん古巣のディズニーをおちょくったりしてるけど、
それを除けば、絵やその表情、動きも自然だし、
ストーリーがちゃんとしているものも(爆)ありますし。
ちょっと前になりますが「スピリット」という野生馬の映画が
あって、これなんか本当にすがすがしくて素晴らしかった。
天下のディズニーを支え続けてきた人ですから、
その才能は、ピクサーにも引けをとらないはずだと思います。
売れ線の「シュレック」以外でも、きっといいものは作れる。
いつもそれを期待しては、観ているんですけど…^^;

今回のこれ～。完全に遊んでます(爆)
まぁ力を抜いて作ったんでしょうが…。ちょっと抜きすぎ？
面白いには面白いんですが、感動には程遠い。
なんか、イタリア系方面？での苦情もあったようですし…^^;
こうなったら観る方も、思い切り力を抜いて観た方がいいです。
あ、でも絵のほうは素晴らしかったですよ～動きも表情も。

だいたい似すぎなのよ～(爆)デ○ーロ＆ス○セッシ。
しかもそのス○セッシに、主人公オスカーのマネジメントを
やらせるなんてあたり、完全なるおちょくり(爆)
なんて思ってたら、本当に彼が獲れなくて(爆)笑えない^^;
デ○ーロはもう、マフィアのドンがお似合いですもんね。
出世作ですし～。なんならおまけに、外海でタクシーなんか
乗り回してもらって(爆)さらに酒の密売でもしてもらいたい…
あ、それはちょっと行き過ぎか^^;
…って、こっちも完全にお遊びモードで楽しんじゃいました。

私は吹替え版で観たので、Ｗ・スミスの声が聞けなかった
のですが、声優陣もそこそこ良かったかな～と思います。
ただやっぱり、主役の香取慎吾の声は…
ハウルのキムタクじゃないけど、聞き取りずらかったかなぁ～。
歌手なら吹替えも上手いだろう、と思うとそうでもなかったり
しますよね。その人の持つ独特なクセが出たりするので、
それがそのキャラと上手く合っていればいいんですけど…。
そこへいくと、女性陣は上手かったと思います。
水野美紀も小池栄子も、キャラとよく合っていました～。

ラストまで眠くなることもなく(爆)楽しめるんですが、
メッセージ性も強くないし、これといって心に残る場面も…^^;
同じ列で観ていた子供が、何度も叫んでた
「おかーさん、帰ろうよー」
っていうセリフが、一番耳に残ってるかもな～(汗)

この作品は…☆3.0
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