北海道のいいとこ撮り

デジタルカメラで撮りためてきた北海道の自然や野生動物を掲載していきます。画像中心のブログです。

湧洞沼@豊頃町 2010年5月 2

2021年06月20日 | 十勝
十勝南部の太平洋沿岸に連なる湖沼群のひとつ、豊頃町に位置する湧洞沼を2010年5月上旬に訪れた時の様子です(こちらの続き)。


湧洞沼を訪れたのは2010年5月が初めてです。その後も何度か訪れていますが、最後に訪れた2019年の夏にも「湧洞湖」と書かれたこの柱がまだ使用されていました。


湖畔に何台か車が停まっています。まだ寒い時期ですが水上バイクのようなものを撤収する人の姿が見えました。


湧洞沼を見渡す丘の上にあった展望台。それほど傷んでいる様子はありませんでしたが、2019年に訪れた時には既に撤去されていました。


上の写真の展望台から撮影した湧洞沼。実際のところ、ほんの数mほど高いだけの展望台から眺めてもあまり見え方は変わらないように感じました。


湧洞沼が海と繋がる湖口まで続く道路。周囲の海岸草原は初夏から晩夏にかけて様々な花が咲き誇る原生花園となります。


展望台があった丘の下から眺めた湧洞沼の様子。






湧洞沼の周囲に広がるハンノキ類の林。林床にミズバショウの小さな群落が見られました。






ブッシュに遮られてうまく撮影できませんでしたがタンチョウのつがいの姿も見られました。湿地帯が広がる湧洞沼周辺においてもタンチョウが営巣して子育てしているものと思います。

(豊頃町 2010年5月)
コメント (2)

登別クマ牧場 2007年9月

2021年06月19日 | 胆振
全国のニュースでも大きく報道されていたのでご存知の方も多いと思いますが、昨日6月18日の早朝から札幌市東区の市街地でオスのヒグマ1頭が出没、大人4人に怪我を負わせて逃げ回っていたところ、昼前に地元の猟友会により駆除されました。ヒグマの体重は不明ですが体長2mほどなのでほぼ成獣かと思います。怪我をされた方は1名は骨折する重傷ですが、命に別状はないとのことでした。

ここ数年、札幌市では毎年のように山深い地域に隣接する南区や西区の住宅街でヒグマが出没していましたが、今回のように住民が怪我を負ったケースは初めてではないかと思います。今時期はヒグマの繁殖期に当たり、力の弱いオスが他のヒグマの縄張りから逃れて移動するうちに市街地に迷い込んだ可能性が指摘されています。

十勝地方では2019年12月上旬に帯広市のほぼ中心地にヒグマが出没して駆除されたことがありますが、道内の市街地にヒグマが出没する頻度が増加しているのは個体数の増加が原因と考えられています。ヒグマを市街地に侵入させないことが必要ですが、自然豊かな道内の街には山奥の森林地帯と直結する河畔林や防風林といったグリーンベルトが多く存在しているため、対策は難しいのではないかと思います。

ヒグマ繋がりで過去に撮影した画像を探してみたところいくつありましたが、その中で最も古い2007年9月中旬に訪れた登別市のクマ牧場の様子を紹介していきます(野生のヒグマでなくてすいません…)。


クマ牧場入口となるロープウェイ乗り場。噴火湾沿いの海岸から約6kmほど内陸に入った山中にある道内有数の温泉、登別温泉街に位置しています。


開場して間もなくの時間に到着。すぐに大型の観光バスも到着していました。




ロープウェイ乗り場で出迎えてくれるヒグマのはく製。


初秋の季節。ナナカマドの実が真っ赤に染まっていました。




クマ牧場の様子。登別クマ牧場は標高549.3mの四方嶺山の山頂付近に位置しており、高低差300mを約7分ほどで登るロープウェーに乗って入場します。クマ牧場からは国内では摩周湖に次ぐ透明度を誇る倶多楽湖(くったらこ)が見渡せます。




現在はコロナ禍で営業時間を短縮、あるいは臨時休業しているようですが、多くの観光客で賑わう施設です。観光客が眺める下の檻の中には…


なんともおっさんくさいヒグマが。。。


登別クマ牧場が開園したのは1958年(昭和33年)、当初はヒグマ8頭の飼育から始まりました。人工繁殖や冬眠といった生態の研究を重ね、現在では約70頭のヒグマが飼育されています。


かなり大きな個体も見られます。大型のヒグマは体長3m以上、体重500kgにもなると言います。

(登別市 2007年9月)
コメント

西別岳~摩周岳縦走 2011年8月 3

2021年06月17日 | 釧路
2011年8月上旬に登った道東の西別岳。西別岳から摩周湖外輪山の摩周岳まで縦走した時の様子です(こちらの続き)。


西別岳の登山で唯一の、と言って良いほどの急登の「がまん坂」を息を切らしながら登りきると第一お花畑に到着。


看板にある通り、第一お花畑は西別岳登山道3.2kmのちょうど中間点になります。


お花畑と言うもののあまり花は見られませんでした。北海道の高山植物の花は、標高や場所によって様々なので一概には言えませんが、道東の低山であれば6月下旬から7月中旬にかけて見頃を迎える山が多いように感じます。訪れたのは8月上旬なので多くの花が咲き終わっている季節でした。




第一お花畑で傾斜が和らぐ登山道を進んでいくと間もなく第二お花畑に到着。






第二お花畑の登山道にやや開けた場所があったのでここで小休止。登山開始からここまで約50分経過していました。

(標茶町~弟子屈町 2011年8月)
コメント

帯広空港発~東京羽田行きの飛行機 2019年9月 2

2021年06月16日 | 十勝
2019年9月中旬、帯広空港発、羽田空港行きの飛行機に搭乗した際に撮影した十勝平野と日高山脈の風景です(こちらの続き)。


ほぼ南北方向に伸びる帯広空港の滑走路を南に向かって飛び立った飛行機から撮影。十勝地方は快晴の一日。進行方向に対して右の窓側が座席だったので日高山脈が綺麗に見渡せました。


パッチワークのように広がる畑作地帯がとても綺麗です。十勝地方の農業は食料自給率1200%という驚異的な数字を誇ります。小麦、ジャガイモ、大豆、ビートといった作物が主力ですが、土の栄養価を保つため、ひとつの畑において毎年異なる作物を育てる輪作(りんさく)と呼ばれる方法が採用されています。隣接する畑が異なる作物を育てているかのようなパッチワーク模様が広がるのは輪作のためということです。


帯広空港を離陸して約2分、翼の下に更別(さらべつ)村と思われる集落が見えてきました。


数kmにわたって直線に伸びる防風林も十勝平野の畑作地帯のシンボルです。


離陸直後は綺麗に見えていた日高山脈ですが、南下するにつれて雲に覆われるようになってきました。


離陸してから3分少々、幕別町忠類地区の丘陵地帯上空に差し掛かります。この辺りから南十勝と呼ばれる地域になりますが、海岸に近付くにつれて湿地帯が多くなるためか酪農地帯も目立つようになります。

(帯広空港~羽田空港 2019年9月)





コメント

月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 8

2021年06月14日 | 胆振
2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子、最終回です(こちらの続き)。


散策路の終盤にシラネアオイがややまとまって咲いている場所がありました。


大型で淡い紫色の花が綺麗です。






シラネアオイは国内では本州中北部から北海道にかけて生育しています。北海道では低地でも見られますが、日高山脈から西側に偏って分布しているようです。道東に住むようになってからかなり経ちますが最近見かけてないと感じていたのはそのためでした。


既に紹介しましたが、散策路の途中にはかつてポロモイと呼ばれていたこの地区に入植した愛媛県の旧・大洲藩主の別邸跡地の広場があります。


ポロモイに入植した旧・大洲藩主、加藤泰秋子爵と別邸跡地の紹介看板。


その3年後の2011年のほぼ同じ季節に月浦森林自然公園を再訪すると、前回はなかった復元された別邸がありました。建物入口付近の看板は上の写真のものと同じものが使用されていました。


建てられたのは2009年頃ではないかと思います。入口に「お屋敷跡休憩所」と書かれていて、トイレも設置されていました。

(洞爺湖町 2008年5月)
コメント