任意整理とは代理人を立てて金利のカット手続きを行うこと

今、個人間融資や消費者金融のカードローンなどがあり、お金を借りるのが手軽になりましたが、任意整理って知ってますか？

民事再生や自己破産は、裁判所を通して処理を進めますが、任意整理は代理人を立てて金利のカット等の手続きを行うことを言います。


元金だけの支払いに切り替えることも可能なので、返済に詰まった状態の方が行うケースがあります。

任意整理は自己破産と比較するとどうなのでしょうか？


裁判所に出廷（代理人）する必要のある自己破産に比べると、手軽に借金を減らすことができるイメージのある任意整理。

ですが、「無理の無い返済に切り替える」ということで、金利をカットできるので、業者に対しては、信用を落とすことになります。


手続き中から以後の新規の借り入れや、ローンなどは組めなくなる可能性が高いので、注意する必要があるでしょう。

また、任意整理を行うためには、定期的な収入が保証されていなければなりません。


リストラなどで休職中の場合は、整理後の返済プランを立てることができないので、代理人を立てても、交渉を進めることが難しいでしょう。

ちなみに代理人となるのは「認定司法書士」「弁護士」です。

任意整理は、お金を借りている業者（消費者金融、銀行など）に対して、弁護士や司法書士を代理人として手続きを進めます。

原則的には３年を目処にして、該当の借金を返済するプランを作成し、金利分をカットしたり、過払い金の再計算などを行います。