旅客機を舞台にしたパニック映画で、発砲によって機体に大きな穴が開き、乗客が吸い出されるシーンがあります
でも、もし飛行機でテロリストと航空警察官との間で発砲事件が起きたとしても、銃口が自分に向けられていなければ、ほぼ大丈夫です。
機体の壁をはずれ弾がぶち抜いても、開けられた穴から人が吸い出されることはないのです。
そもそも、航空機は設計の段階で、あちこちに穴がある構造になっています。
また、航空警察官は、ゆっくり発砲する銃を装備しているそうです。
ねらいを外したときに飛行機の機体に穴が開くほどの速さはないのだといいます。
ちなみに、ほかにも機体に損傷を与えない弾として、セラミック加工物製の弾もあります。
それは、機内の硬いものに当たるとこっぱみじんになるので、機体に穴を開けることはありません。
ですが、人体対しては致命傷となります。
中には武装した航空警察官が機内にいることに不安を感じる人もいるでしょうが、むしろ逆だそうです。
もしも航空機が自滅的なハイジャック犯に乗っ取られたら、正負としては飛行機を人々のたくさん集まる場所に突撃させるよりは、撃ち落とす準備をするでしょう。
航空警察官はそれを絶対に阻止して、安全に着陸させようとするのです。
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