sawako blog きなこと昼寝 

la siesta con KINAKO
きなことさわこの一日

夢のような

2010-05-11 23:54:01 | 音楽
こうして本番を終えて帰宅してブログを更新することは珍しい。
でも、この感触が残っているうちに書きとめておきたかった。

ユーリ・テミルカーノフ
なんてすごい指揮者なんだろう。

「なんなのだろう・・」
本番の後も何度も口にした言葉

1楽章の例の延々と繰り返されるリズム(「戦争の主題」)
を叩いている間も、あまりに素晴らしすぎて泣きそうになった。

 なんなのだろう

2楽章、3楽章も
あまりの素晴らしさに幽体離脱しそうになった。
いや、本当にそんな体験をステージ上でしていた

指揮という、指揮者という存在が芸術作品だった

見ているだけで、芸術そのもの、作品を見ているようで
それも、夢のようだった

人生で、この人と音楽の中で時間を進めたことを幸せに思う

それしかない。言葉で表現できるのはこれぐらいしかない。

聴衆の感じたことはなんだったのだろうか
オーケストラが退場した後も、お客様はスタンディングで拍手鳴りやまず、
テミルカーノフだけステージに戻り歓声に応えるという光景は
なかなか見られないものである。

たぶん・・楽屋で一本吸ってから出てきてるとは思うけど

音楽ってなんなのだろう
その人から出てくるものって なんなのだろう


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