まんてん堂こどもクリニック

仙台市宮城野区新田東3丁目2-7
小児科・アレルギー科
℡:022-782-6260

乳児健診と母子手帳

2017年03月27日 | 子育て
赤ちゃんが生まれて最初の健診は、1か月健診です。

1か月健診は、出産した病院で受けることが多いのですが、
小児科のついていない産院での出産や里帰り出産などで
一般の小児科で行う場合もあります。

それ以降の健診の時期は、お住まいの市町村によって違います。

仙台市の場合は、
2か月健診、4~5か月健診、8~9か月健診の3回が無料の健診になります。
これは、個別に医療機関で行うものです。
以降には 1歳半と3歳半に集団で行う健診があり、区役所などで行われます。

利府町や多賀城市では、2か月健診と8~9か月健診の2回が無料の健診になります。

よくある質問ですが、

『母子手帳には 3~4か月健診、6~7か月健診、1歳児健診
などのページがあるので、これは受けなくてもよいのか。』

というものです。

母子健康法によると、1歳半健診と3歳健診が市町村に義務付けされています。
1歳までの健診は、各市町村の福祉事業として行っているものということになります。

私が以前住んでいた弘前市では、4か月と7か月。
友人が住んでいた大阪市では、3か月のみ。

住んでいるところによってずいぶんと違うものです。

母子手帳も、そんなわけで受けなければならないものではなく
成長の記録として、おおまかな月齢でのページが作られているのだと思います。


赤ちゃんのうちは、毎日のように成長が感じられますね。
健診以外の日でも体重や身長など測りたいときはスタッフにお声掛け下さい。
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3月19日 休診

2017年03月19日 | 院長の休日
3月19日〜20日は、院長がカウンセリング研修へ
出張のため休診します。

ご不便をおかけします。
本日、診療を行っている小児科は
以下の通りです。


館田小児科医院
青葉区荒巻本沢3-16-30
022-279-2055

大はしこどもクリニック
若林区沖野3-12-33
022-294-0084

こども急病診療所
太白区あすと長町1-1-1
022-247-7035

北部急患診療所
青葉区堤町1-1-2
022-301-6611
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お引越しシーズン

2017年03月15日 | 子育て
4月から転勤なんです

という声が、とても多くなりました。
お引越しの前に、予防接種や乳児健診を済ませておきたい。
アレルギーなどのお薬を、多めにほしい。
という方が増えています。

我が家も、若いころは転勤が多く、引っ越しも10回前後しています。
ちなみに院長は独身時代から数えると15~6回は引っ越しをしているそうです。
最近は引っ越しすることがなくなってさびしいようです(自称引っ越し依存症といっています)。

引っ越しともなれば、
荷造りだけでなく、子供たちの転校や転園の手続き。
そして、各種の住所変更の手続き、ご近所や、お世話になって方々へのあいさつ回り。

引っ越し前も、引っ越し後も しばらくの間忙しさに大わらわです。

そんな時に、決まって熱を出す子がいます。
引っ越しの荷物を降ろして やれやれと思っていると
その夕方に 熱を出すのです。

子供たちが、引っ越しの手伝いをしているわけではないのですが、
親たちが忙しく動き回っている姿に、
知らず知らずのうちに、緊張が伝わっているのでしょうね。

こんなことがありました、
わが家の長男が1歳のころ(いまや30代のおやじですが)、
生まれて初めての引っ越しがあり、やはり熱を出しました。

今の院長も、小児科医になりたてで、手元には解熱剤のひとつもなく、
しかたなく、翌日より勤務する予定の病院を受診しました。

受付で、
院長「子供が熱を出したので見てほしいんですが。」
受付嬢「保険証はお持ちですか?」
院長「実は明日からこちらの病院で勤務することになっているのですが、まだ保険証をもらっていません。」
受付嬢「そうでしたか。どちらの科にご勤務ですか」
院長「小児科です。」
受付嬢「・・・・」

院長曰く「小児科医でも自分の子供は診られないの?」という顔をされたとか(あくまでも個人の感想です)
恥ずかしそうに帰ってきました。

みなさん、小児科医も人の子(いや、人の子の親)です。
温かく見守ってくださいね。

引っ越しで大忙しのみなさま、お大事に。
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乳幼児の家族のストレス

2017年03月09日 | 子育て
 先週の日曜日は、お休みをいただき院長がカウンセリングの研修をして来ました。

乳幼児を持つ親御さんについてのお話だったそうです。

どんな研修だったのか興味津々で話を聞いてみました。
守秘義務があるから具体的なことはわかりませんが、興味をそそられた話は

*6ヶ月の赤ちゃんをお持ちのお母さんの相談*

諸々のストレスはありますが、夫の両親が週に1回孫の顔を見に来るのも大変なストレスになっていました。
という相談で、

男性2名、女性2名のグループが話し合ってどんな対応ができるかを検討します。
女性二人は、開口一番、
『毎週こられたら大変よね~』という反応だったそうです。

じつは最近 私のところでも孫が生まれたのですが、週に2回も会いに行っています。
 う~ん、これはうちの嫁さんには大変なストレスだったかしら・・・

*もう一つ、*

赤ちゃんは言葉が話せませんが
人が発する 雰囲気(?)を感じ取る力が優れている
という話があったそうです。

私にはなるほどとうなずかされるものがありました。

家族の心の在り方が、赤ちゃんにはわかっているということです。
私にもこんな経験があります。

子供が泣いているときに、早く泣き止んでくれないかな~
まだ仕事もあるし、テレビも見たいし
なんて思いながら抱っこしてると
なかなか泣き止んでくれないものです。

でも、泣いてる子を そうだよな 泣きたいんだよね。
いいよ、いいよ 好きなだけ泣いていいんだよ。
と心でつぶやきながら抱っこしていると
不思議に 泣き止んで寝てしまったりします。

赤ちゃんってやっぱりすごい。
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花粉症かんじてまーす

2017年03月02日 | 病気
インフルエンザも、まだまだ油断できませんが、花粉症もはじまりました。

私も花粉症なので、鼻のムズムズを感じている次第です。

眠気の少ない新薬のおかげで、仕事中に睡魔と闘う苦労は
なくなりましたが、まだまだ、花粉とは格闘しているところです。

そこで、先生に花粉症対策をうかがいました!


どんな病気でも、そうでしょうけれども、予防が大切です。

花粉症は春ならスギ、ヒノキといったように、
ある程度原因になる物質(アレルゲン)と、
その流行時期が予想できるので、お薬を予防的に使うことが肝心です。

花粉症のお薬の中にも、色々なものがあって、
予防的投与に向いているもの(コントローラー=病気の状態を良い方向に
コントロールするという意味)と、
症状が出たときに症状を和らげるもの(リリーバー=野球の試合でピンチが
きた時にリリーフ投手が出てくるとうに、病気に対するリリーフ投手)
があるんです。

症状がひどくなってから、いくらリリーフ投手が頑張っても、
試合をひっくり返すことは、なかなか大変です。症状が出る前、
あるいは軽いうちからコントローラーを服用して、
症状を抑えてあげれば、時々鼻づまりや鼻水がひどくなっても、
リリーバーがきちっと抑えてくれます。

お薬も、飲み薬だけでなく、目薬や点鼻薬もあるのです。
うまく使いこなして連携プレイを行えば、花粉症にも負けません

注意:コントローラーは、効いてくるのに時間がかかります。
リリーバーは、即効性がある分眠気や副作用が出やすいです。
充分理解して使いましょう!



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