予防接種の複数同時接種

予防接種を受ける際に　複数の予防接種を同時に受ける場合があります。

たとえば、昨年の新型インフルエンザ流行のころには
季節性インフルエンザと新型インフルエンザを同時に接種された方も
多いのではないでしょうか？

3か月以降から受ける三種混合は、
すでに三種類のワクチンがミックスされています。

また、理想的にはヒブワクチン、小児用の肺炎球菌ワクチンも
三種混合と同時期に、受けるのが望ましいため
推奨の時期に接種するには　
同時接種を選択すると、日程的にスムーズです。

他にも、海外渡航や先天性の疾患を持っているなど
いろいろな理由で、同時接種をおこなう場合があります。

同時接種のメリットは、
病院に足を運ぶ回数が少なくて済む。
早い時期に予防接種を済ませることができる。
などがあります。

反対に、デメリットは

万一、副反応（ワクチンの副作用のこと）が起こった時
どのワクチンが原因だったか　わからない可能性がある。
（副作用が多くなったり、強くなったりすることは
ないといわれています。）

1度に２～３回注射をするので　見た目がかわいそう。

1回目をがんばってジッと絶えていた子が
もう1回あるとわかると泣き出したりして
胸が痛みます。

診療明細書を発行しています

４月から、診療報酬点数の改定があり
明細書の発行が義務付けられました。

診療の中で何にどのくらい金額がかかっているかが
わかるものですが、今のところ
まんてん堂では、Ａ４サイズで出力していますので
少々がさばってしまいます。

お会計のかかる方のみの対応なのですが
受付をしていると、
この明細があるほうが、いろいろと説明しやすく
良かったかな
と話しておりました。

今後は、Ａ５になる見通しですの
しばらくは、大きくて大変ですが
これを機会に、よくご覧になってくださいね！

血液型の検査

今日で、年度が変わりました。

4月から、小学生になったり　新たに保育園や幼稚園に通い始める子
お引越しをして　新しい土地で暮らすようになったりと
新生活が始まる時期です。

2月ごろから　新学期の4月までに
急激に増えるのが　血液型の検査です。
（なぜか、7月も多いのですが…）

入園、入学のの書類に　血液型を書く欄があるため
この際調べてみようという方が増えるようです。

こちらでも、この時期は検査薬を多めに準備しています。

時折、血液型は調べておいたほうがよいのですか？
という質問を受けますが

万が一、輸血が必要になった場合
現代の日本の医療では、

本人の血液と輸血する血液の相性を調べる
クロスマッチテストをおこなうので
予め調べておかなくとも大丈夫です。
（調べてあっても再確認します。）

ただ、友達同士で　血液型占いをするときに必要になりますね！
ちなみに、院長は　Ｏ型です。