雨に濡れながらハハコグサを撮る人がいる。私だよ(にしおかすみこチックに)。あれ?この時期だったっけ?
ここまでの人生で一人暮らしは19歳寸前から21歳寸前の2年間。親からの仕送りを゙どう使うか(主として電話をつけるために)どう残すか、今振り返ると貧しいながらに楽しい悩みだったように思う。そんな時代、新発売されたばかりのシルベーヌはちょっとしたケーキ気分を味わえる貴重なお菓子だった。298円ぐらいだったかな。どうしてもケーキが食べたいとき、他を我慢して買って帰るのが楽しみだった。最近、ハイカラなシルベーヌを見かけたので当時を思い出して買ってみた。美味しい。あの頃の定番シルベーヌと比べたら何十倍も美味しい。でも食べるのを楽しみにできるかというと…。美味しいものが溢れ、相対的に安価で手軽に買える今は幸せなんだろう、きっと。