多目的広場

色々な目的に使う

魔法瓶

2005-01-05 12:38:44 | Weblog
 子供の頃、そういう名前で親しまれていた水筒は、その名のとおりビンのようなものでできていた。落とすと割れたし、中を見るとガラスのような光の反射が見えてそれはとても綺麗だった。
 まず友人が持っていたその水筒は、かなり魅力的な物として僕の目の前に登場した。お茶が冷たいまま、もしくは熱いまま、という機能はもちろんのことそれを持つこと自体が憧れとなってしまい、とうとう親に買ってもらった。
 今思えば、中身が余り入らない割には重い水筒で、使う頻度からいえばそんなにいい選択ではなかったのかもしれない。
 今はステンレスボトルが定番となっている保温系水筒は、軽くて丈夫なもの。実は5年ほど前に購入したステンレスボトルには、よく作り置きしたコーヒーを入れておいたりする。
 1ヶ月もたつと、中にコーヒーの渋?が付着して臭いもつくので、今時の酸素系漂白?で定期的に洗浄している。茶渋のコーヒー版のような汚れだと思う。
 そこで中を見て、いつも思い出すのが、あのキラキラしていた綺麗だったガラス製の魔法瓶。昔の魔法瓶の方が衛生的な気がするのだ。
 ブラシで洗うだけで汚れもとれそうで魅力的である。(実際は同じように漂白が必要かもしれないが。)
 まだあるかもしれないので、今度倉庫で探してみたいな。