北海道山旅の寄り道

2014-07-13 | 北海道の山
 2014-07-01 北海道遠征の山旅も今日で四日目の朝を迎えました。
     朝一番のフェリーで利尻島を離れるのかと思うと、なんとなく寂しさを覚える
     昨日、メンバー6名で逞しく険しさを備えた山に登る事が出来た。
     その山が目の前に聳えもう一度登っておいでよと、
              優しく微笑んでいるように私は感じた。
       

       旅館の目の前にある鴛泊港の象徴『ペシ岬』に利尻との別れを惜しんで
       朝食前の散歩に出掛ける
     


       玄関の床に並べられた幾つかの草履の中から、履き易そうなを選び
       その草履をはいてアスファルトの歩道を港の方に下った
       ペシ岬入口を左折し石を敷き並べた緩やかな登りの散策路を
              爽やかな朝の風を受け静かに歩く
       
       歩き始めて間もなく生い茂る草の中に海辺に向かって一筋の踏み跡があった
       踏み跡を辿ってみると、柵で囲まれた広場にペシ岬を見詰める様に
         【東利尻町100年タイムカプセル】の碑があった
            今から16年後の2030年に掘り起こす様です 
       

         散策路に戻ると、会津藩より蝦夷地防衛の為に当地に赴き、
         寒さで水頭症で亡くなった武士を祀り、手入れが行き届いた
          立派な【会津藩士の墓】あった
       
          美しい北海道が日本の領土として、今日あるのは江戸時代から国土防衛の
          苦労有ればこそであり、先人に感謝です
                          深く頭を垂れ 合掌す
         
     まき道はあるが、直登で岬の展望台に通じる急登を登り上がる 
     
      展望台に設けられた標識板と利尻山を背にして座っている、若い二人の女性がいた
      若い女性は旭川市から観光で訪れたらしく「あの山は登るのにきついですか?」
      と尋ねるから「登ってみたら、きっと自分の人生や価値観が変わるから」と答えた
      彼女等はにっこりほほ笑み、海から吹き上げる風に向かって静かに下って行った。



   
        利尻島を離れ、稚内で予約していたレンタカーに乗り込んだ

      往路は飛行機で北海道を空の上から眺め稚内まで来たので、
      帰りは北海道のでっかさを実感する為に
           自由行動がとれる車移動と決め込んでいた 

      日本最北端 宗谷岬に着く 
     
     
                灰色の海と空をバックに「ハイポーズ」

 

     天気が良ければ宗谷岬から留萌まで北海道の西海岸線を
        札幌に向かって南下する予定出合ったが、今にも雨が降り落ちそうな天候
     予定変更 中さんの提案で クッチャロ湖に廻る事にした    
              白鳥の餌付け有名な湖ですが、
        今は夏、残念ですが白鳥等の野鳥はいません 静まりかえった湖面が広がっています   
     

     クッチャロ湖を13:40に発ち、国道275号線を南下途中道の駅等で休憩を挟み
     士別から『道央自動車道』に乗り込んだ
     北海道の広々とした大地の中で遠く山を望み、
     足下では、曲がりくねり流れ長い時間をかけて日本海に注ぐ『石狩川』を縫う様に
     私達を乗せた車は幾度となく渡りそして走り続けた。
                   18時25分 札幌すすき野に到着


 7月2日 (山旅五日目)     

        札幌 大通り公園
      

        札幌資料館 (旧札幌控訴院)
      
           09:00の開館を待って入る 入場無料


          市電に乗って 札幌市内を見渡せる藻岩山に移動する
            10:30 の始発を待って乗り込む
          山頂までは勿論登山道はあるが、
            我々は時間の都合上ロプーウフェーと もーりすカーに乗り                
       
       
     
       
           約7分余りで531mの山頂へ到着 山頂から360度の眺望を楽しめる
          しかし自前の写真が少ない為、札幌市の写真を5枚借用し貼り付けた


       『幸せの鐘』を鳴らす 静さん と ガッツポーズの富士さんです
      

      幸せの鐘の「カ~ン~ か~ん~ カ~ン~」と 
       曇天の札幌に鳴り響きを後にしてホテルに戻った。

         ホテルに預けていたザックや手荷物、それに数々のお土産で膨れ上がった荷物を下げ
       予約していたジャンボタクシーに乗り込み、札幌から約一時間で立派な新千歳航空に到着。
     搭乗手続きや手荷物を預け終えると身軽になり、お腹がすいてる身体を早速三階の飲食街に移動
           何を食べるっかて? 勿論 【さっぽろみそラーメン】でしょう

    店選びは女性人に任せ、男性はラーメン店が20店程ならぶ通路を女性人の後に着く
    「この店は有名人が多く立ち寄っているわ」や「この店は混んでいるね」と会話を交わして
    先へと進み足が停まる。「サッポロ生ビール付きよ」これで決まり。
     サップロ生ビールとあっさり味噌ラーメンにパリパリに焼かれた美味しかった餃子を
     メンバー全員で頂き、北海道の豊かな食を最後に味わい、
         最北端の山旅遠征を無事終わる事が出来た。

           同行のメンバーに感謝、北海道の大自然に感動と感謝
                
              

     北海道遠征利尻山へ移動 クリック       
      

        

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