グリーンメノウの見事なペンダントが完成!!
▲メノウの指輪をリフォームに依頼される。
ご主人様からプレゼントされた大切な指輪。
責任のある、またやり甲斐の有る仕事である。
▲このグリーンメノウは少し渋め
如何に上品に明るく華やかに仕上げるかに気を配った。
それにはこのバチカンの作りと色使いが最良と考えお薦めした。
ご年配の方が着用しても、お若い方が身につけても違和感の無い作りにしたかった。
上の画像のバチカンは18金枠に、
ファイヤーオパール・イエローベリル・シトリントパーズ・ダイヤと贅沢にも4種類の石がセット
されている。
私はこのバチカンを作る職人さんの技術力を信頼していた。
☆ 想像以上の仕上がりとなった。
この後に仕上ったペンダントを縦置きにして正面から360度を少しずつ角度を変えて
「 7 」カットの画像撮影した。見て頂きたい。
▲正面 ・ ここから右回りに少しずつ角度を変えて、ひとコマずつ撮影をした
裏側の見事な作りに目を止めてもらいたいからだ。
▲この位置から、後の、本来のネックレスを通すバチカンの部分が見えてくる
▲真横より写す。 ・ 如何だろうか
こんな複雑なバチカンと蔓の形が見えて来る
そしてメノウの石を止める枠の縁の優しいカーブラインが見事にバチカンの蔓の作りに
融合している。
▲真後ろ ・ この後姿を見ていて、なんと奥行きの深い作りかと感動して撮影しながら
深呼吸して息継ぎしている自分である。
実物を見ていただけないのが残念だ。
▲やや右斜め上からの撮影。真後ろからの撮影よりも更に変化のある作りに
撮影していてため息の連続だ。
▲なんでこんな作りが出来るのか全くブログを綴りながら?????
脱帽だ。
▲1回転撮影してみた。
80カット以上の撮影をした。私はこのペンダントの作りの素晴らしさに驚嘆。
そしてワクワクしながら興奮してパソコンに映し出される画像に、作り手の職人さんの
事を考えていた。
真正面から見た作りだけで、眺めて見るならば、他にも似た様な作りは存在すると思う。
しかしこのバチカンは、一味も、二味も違う奥の深い作り方だ。
私からすれば表よりむしろ裏側を見せて歩いてもらいたいと思うほどに見事だ。
どうしたらこんな18金地金を自由自在に折り曲げ捻じ曲げて、蔓のような曲がりくねった
作り方を、小さなバチカンの裏の狭いスペースに無理なく自然なおさまりを付けられるのか
信じられないテクニックだ。
1カット1カット撮影していきながら心の高鳴りを感じていた。
驚きはその蔓のような金線がネックレスを通してもペンダントとして下げても
繰り返すようだが何の無理がなく自然なのだ。
けして高価な石では無いのだが、どんな高価な宝石で作ったジュエリーよりも暖かみの
ある気品の有る 宝石へと息吹を吹き込んで頂いた。
▲横に寝かせて裏側からの撮影。メノウ枠の裏側に4っつの石の重さが
刻印してある
▲H28年5月13日と 5月15日の、私「児島のものづくり」のブログ記事でも紹介して
ある職人さんが、全て私の希望を聞き入れて下さった最高傑作がココにある。
前述の3点の赤メノウのペンダント、グリーンガーネット、レッドアンバー、等など
上品なつくりに生まれ変わらせて頂いて感謝です。
小さなルビーを葉の上に、しずくのようにのせてこれだけでさり気なく華やかさを感じさせてくれます。
◎静岡県伊豆市に、お住まいのお客様で、 長くご懇意にしていただいている
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