新型コロナウイルの感染の勢いは止まるところを知りません。政府は感染拡大防止に向けて懸命の対策を講じています。危機管理の大事なところはスピードです。先ず感染防止対策を決断し、それによる問題点は逐次対策を施す。今のところそれしかありませんね。それでも、家の中にじっとしているわけにもいかず、先ずは人ごみを避けて太陽光線を程よく浴びることも大切でしょう。昨年12月に「長崎街道」をやっとのことで歩き終え、もうこの歳での歩き旅は止そうと思っていたのですが、またまたこの病気が首をもたげてきました。今回は身近なところで「門司往還」を歩きました。小倉の「常盤橋」をスタートし、北東に向かって門司の大里宿までの12㎞。九州の多くの街道の起点は小倉の「常盤橋」です。ここから本州へ渡る大里の船着き場までを「門司往還」と呼称しているようです。京町の商店街を抜けてデパートの1階の中央を通り抜け、砂津川を渡り新幹線の高架下に「門司口門跡」があります。この道は参勤交代にも使われ、小笠原藩の番所があったところです。その1はここまで。