佐野オトリ店の鮎便り

佐野オトリ店の毎日&福士川と富士川の鮎釣り情報を提供します!

富士川も天然鮎保護対策を

2010年11月01日 | 富士川
  
  
  
今日の天気: 
  
昨晩大雨が降り、富士川の水位がさらに高くなりました これから暫くは良い天気が続くようですから、1日も早く鮎釣りが再開できることを期待しましょう。
  
福士川は明日には入れます
   
*   *   *
 
昨日、日刊スポーツ釣りペンクラブの相吉孝顕さんと話をしました
全国の天然鮎が溯上する河川では、ぞくぞくと天然鮎を保護する動きが出ているそうです。例をあげると、高知県奈半利川や静岡県天竜川の河口付近には、鮎の産卵場が造られています。
  
鮎は産卵期になったら、好き勝手な場所に産むわけではありません
鮎は汽水域の少し上流の淡水で産卵します。親鮎が重点を置くのは、産卵場から海までの距離です。というのは、ふ化した仔鮎が自身の身体に持つ栄養源のリミットである4日間で、餌の豊富な海へ下らなければならないからです。仔鮎が海へたどり着ける区間に産卵に最適な場所がなければ、親鮎は産む場所に迷い、ふ化した仔鮎は死んでしまう可能性も高くなります。
  
親鮎が好む産卵に最適な環境は、海までの距離の他に、2,3cmの小石~15cmの握り拳大の石がべったりと敷き詰められた水深50cm程の浅瀬だということです。幸いにも富士川にはあえて産卵場を設けなくても、自然の産卵場があります。しかし親鮎を脅かす大きな問題点があります。JR鉄橋から下流が10/15~11/15の間禁漁と定められている一方でカワウが自由に親鮎を食べてしまう環境を作ってしまう。山梨県側では10月からゴロ引き(福士川)などを許可している支流があるため、親鮎が大漁捕獲される、という2点です。
鮎を捕り楽しむ方法は、友釣りの他にももちろん様々あります。しかしながら天然鮎を保護しながら楽しむ方法は、やはり友釣りが1番ではないでしょうか。カワウが自由に食べることが出来ないようにする対策なども必要ですね。
富士川独自の天然鮎を保護する活動を考えて行きたいと思います。
 
鮎の産卵場などについては、高橋勇夫先生の「天然鮎が育つ川」(築地書館)を参考にしています。
    
明日の清水港潮時刻(11/2)
 満潮   1:41  14:24
 干潮   7:51  20:47
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあります
  
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111_2 16:35中皐月橋下
111 16:30富栄橋上 うわぁ
    
 ナビでどうぞ
 佐野オトリ店本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
 福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
 松野店:静岡県富士市北松野796
 長貫店:静岡県富士宮市長貫65
 富士店:静岡県富士市森島217-2
 蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
   
 釣果などお寄せください
  E-mail:  sano-ayu*athena.ocn.ne.jp   *は@
  0556-66-2045
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