【461】今日は死ぬのにいい日だ(106) 老人力全開!

2014-09-03 | 今日は死ぬのにいい日だ

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 今どき、町内で子どもを見かけない。ベーゴマポコペンチャンバラなど、町全体が子どもの遊び場だったころは、それだけで活気があったのだが、さびしい限り。

 2B弾で遊んだとしても、近所のオジオバに叱られるのではなく、パトカーが来てしまう時代。

 当然ながら、駄菓子屋にたむろしたり紙芝居に集まることもない。子どもの社交場も消滅してしまったのだ。子どもが激減したから。

 内閣府発表の<平成26年版高齢社会白書>には、急激な少子高齢化を表すグラフが掲載されているが、よくぞここまでほっといたものだと感心してしまうほど、政治家の無関心について寒心に堪えない。

 グラフから読み取れるのは、平成25年の70歳以上人口は2317万人(総人口の18.2%)。前年と比べ61万人増(0.5ポイント)。75歳以上人口は1560万人(同12.3%)、43万人増(0.4ポイント)。80歳以上人口は930万人(同7.3%)、38万人増(0.3ポイント)。

 ジジババ勢力が年々伸びていくわけだが、衰えた人が増えていくわけではない。ベーゴマポコペンチャンバラならおまかせだし、駄菓子屋紙芝居に入り浸りだって出来る。

 高齢者諸君、町全体を遊び場および社交場にして、むかしを取り戻そうではないか。もちろん徘徊もOK。

 以下は、高齢にもかかわらず、かくしゃくとしていると思われる有名人。

<今年70歳/昭和19年(1944年)生まれ>
子門 真人、田中 真紀子、高橋 英樹、ジェフ・ベック、みの もんた、舟木 一夫

<今年80歳/昭和9年(1934年生)生まれ>
大橋 巨泉、宝田 明、中村 メイコ、東海林 のり子、ソフィア・ローレン、ブリジット・バルドー

<今年90歳/大正13年(1924年)生まれ>
久米 明、陳 舜臣、赤木 春恵、シャルル・アズナブール、丹阿弥 谷津子、塩田 丸男

引用:内閣府/平成26年版高齢社会白書/1高齢化の現状と将来像


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