…とまぁ刺激的な導入部にしてみました。
●M:3-4x:T(5月25日)
それにしても見ていて一番印象に残ったのは、タイガース
藤川投手の[劣化]の激しさでした。
四球を連発したあたりに制球力が散らかりだしているように
見受けられましたし、なによりピンチに味方がマウンドに
集まるなんて神話のベールを自ら脱いでいる感じでした。
ファンの諸兄に言わせれば、今日はたまたまかもしれないし、
今年はたまたまかもしれません。
しかし今日の様子から与えられる印象は今までの絶対的な
存在感ではなく、リリーフの一人といった軽さです。
怖いのは劣化の仕方で、目に見える形ではないコトです。
つまりストレートは依然として充分に速いですし、セーブも
あげています。
でもソレだけ、なんですよね。
結果的に上手く行ってしまっているのが最大の不幸で、実は
現在の状況は危ない綱渡りだと気付き辛くなるのではないか?
それゆえに若手の中から次の守護神候補をセットアッパーに
据えておかないと、ある日突然訪れるであろう“その日”に
対応出来ないのではないかと思うのですが?
その場合に待っているのは近年のベイスターズのコケっぷりです。
本家ベイスターズは幸い山口に光明が見いだせなくもないんですが、
果たしてタイガースには居るのでしょうが?
※
もっとも藤川投手自身は将来を充分に考えている筈で、そういう
意味では彼が自分をどう立ち直すか…という点は楽しみですがね。
むしろ懸念されるべきはフロントの考え方ですが、まぁベイスターズ
なんかとは違うでしょうから?