まんじゅうガーデン

ダンナと私、長女「ゆ」8歳、次女「は」2歳の4人家族。働くママです。

「月のしずく」 浅田次郎

2011年03月05日 21時16分09秒 | 趣味、買物、あれこれ
読書ブームは続いています。
職場の仲良しの先輩と一緒に図書ルームに行くのですが、東野圭吾サンの本で読んでなかったのは現在すべて貸し出し中…ムムム。
何借りようかな~と悩んでると、「これはオススメ!」と教えてもらったのが浅田次郎サンの「月のしずく」。

というわけで浅田サンに初挑戦です。

浅田さんの「鉄道員」は有名ですよね(映画も小説も見てないけど)
あと、お正月に見たドラマ「椿山課長の7日間」もこの人の小説だったんですね。(ドラマはなかなか面白かった。最後はホロリと泣けます)

で、「月のしずく」。
短編集なのですが、面白かった
どの作品も普通に生きている特別でない人たちが、ちょっとした奇跡みたいな偶然があって、真面目に、今いる環境に静かに感謝しながら生きていこう、と思わせてくれる作品集です。
この人には幸せになって欲しい!と思う人はちゃんと報われるので、読後感もいい(笑)
好きなのは「月のしずく」「琉璃想」「聖夜の肖像」「花や今宵」。
「ピエタ」は主人公の自分を捨てた母親への独白が痛々しかったなあ。

東野サンのように派手ではないけど、心にじわんと余韻が残ります。
「鉄道員」もあったので、次はこれを借りようっと

でも…ちょっと不倫率多くないかなあ
自分が不倫してた、彼女(彼氏)が不倫、お母さんが不倫で出て行った…てシチュエーションがちと多い。いくらなんでも、世の中の不倫率はここまで多くない、と思うんだけど



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