突然ですが、今回は気ままなダイアリーにさせていただきますね。
実は、二月一日私の父が87歳で永眠しました。
父は、大正9年生まれ。
戦争の前後を体験、その後の復旧・高度成長・・・
まさに、激動の時代を生きて来た人でした。
終戦後、地方公務に従事し、
同じ地方公務員の母と結婚後、定年で退職。
退職後3年目の朝、脳出血で倒れ、右半身麻痺のまま
その後25年の長きに渡る闘病生活を経てこの世を去りました。
右半身麻痺ということは、左脳側の出血による障害で
その為、言葉も思い通りになりません(言語中枢神経が左脳にある為です。)
我が家の場合、私の兄二人は父の病気前に結婚し、子供も居ましたので
必然的に、当時独身で身軽だった私が色々な意味で両親を支える感じでした。
同時に、私にとっても両親の闘病生活は、その後の人生観を大きく変えることとなりました。
私のライフスタイルは両親の闘病生活が基本となり、
結婚・就職と少なからずその影響を受けて来たように思います。
発症後の父の生きることへの執念と、厳しいリハビリや症状の変化に伴う転院。
我が家を守る立場にあった母は、その間の家事全般はもとより内孫の面倒まで
毎日の父の見舞いという日課とともにこなしてきました。
更に、25年の闘病生活のうち、10年間の在宅看護はまさに24時間体制の厳しいものでした。
外出時間も徐々に短縮され、8年目くらいからは”かごの鳥”状態でした。
そんな父の最期は驚くほど静かにひっそりと訪れました。
苦しまずになくなったのがせめてもの救いでしたが、
病状の急変を繰り返していましたので、最期を看取ることはできませんでした。
病室で本当にひっそりと息を引き取ったのが唯一の心残りでした・・・。
父の死からもうすぐ2ヶ月。。。
ようやく少し落ち着いてきたように思います。
実家の目新しいお仏壇に毎日お線香を手向けに行きます。
そして、新盆を前に墓石の建立が待っています。
デザインも既に決まり、来月から本格的な打ち合わせに入ります。
母と二人、力を合わせて頑張っている姿を
きっと、天国から見守ってくれていることでしょう。
父の一生に恥じないような人生を全うしたいと、改めて思う私です。
そんなわけで、4月からブログを再開したいと思います。
この二ヶ月、まったく更新しない私のブログでも
見に来てくださった方々に心から感謝しています。
また、頑張りますのでよろしくです。。。