さくまひろしのBlog

小浜市在住 さくまひろしの個人ブログです。

敦賀以西ルート決定まで目が離せない!

2016-01-06 17:04:37 | 日記

                  

  新年、明けましておめでとうございます。

 さくまひろし政治ブログも今回で30回目の投稿となり、皆さんの関心を持っていただける内容の充実を図るべく精進いたす所存でございます。

今年のスタートは昨年、一番検索いただけています北陸新幹線以西ルートです。

 北陸新幹線敦賀以西ルートは金沢開業で関西の関心が高まり、大阪遠征への火が入ったと言えます。

この機を逃さず燃え上がらせ決着を見る千載一遇のチャンスだと思います。

 国土交通省の調査データが示されない中で、ルートを絞り込むポイントは何なんでしょうか。  

北陸新幹線以西ルートは与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム検討委員会で5月末までに決定を待つ状況です。

 国土交通省鉄道局によると、昭和48年11月整備計画が決定された経緯は、敦賀から米原を通り大阪まで新幹線を直接つける案と小浜を通って大阪に至る路線(小浜ルート)の検討があったようです。

 私は、整備計画されたルートを変更した例は無いのに敦賀以西に限り、ルートを3案~5案と検討しなくてはならないのかと疑問はぬぐえません。

42年が経ち、現在金沢開業後の沿線自治体のそれぞれの思いや、政治的圧力が北陸3県の足並みを乱している一方、JR西日本が鉄道会社として観光需要の取り組みや経済効果などで有利とした小浜市付近から南下し京都駅に接続し、京都−大阪間を「大深度地下」を利用した構想を第4案の提案により関西広域連合も一体感を失っています。
手順としては基本条件の事項を確認された場合のみ着工となるということです。

1、安定的な財源見通氏の確保

2、収支採算性

3、投資効果(B/Cが1を超えるか)

4、JRの同意

5、並行在来線の経営分離についての沿線自治体の同意(JRと自治体の協議)

ポイントは、経営していかなくてはならないJR西日本が鍵を握っているのかと思いますが、そうとも言えない状況になってきました。

与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム検討委員会の西田昌司参議院議員(京都府)が委員長に事務局長に滝波宏文参議院議員(福井県)が就かれました。

年末28日に、与党整備新幹線建設推進PT事務局長滝波宏文(参議院議)への記者インタビュに「ルートは若狭(小浜)。米原、湖西のほか、JR西日本が内部で検討している小浜市と京都駅を通る案の四つなのか」に対して答えられました。

 「実はそうではない。閣議決定した小浜市付近を通るルートは重いが、舞鶴に行くルートなど若狭には何種類もある。一つに絞れば最高だが、比較発注するつもりであるなら、複数になりそうだ」

 さらには、昨年11月の与党検討委で西田昌司委員長(参院京都選挙区)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が独自に検討する小浜・京都案と舞鶴案も検討対象にする意向を表明されました。

では小浜を通り大阪につなぐのに、どこの路線で京都府のどこ通過し駅はどこにするのかが、今後の大きなポイントになってきます。

 舞鶴案は従来の小浜ルートを基にしたといえる内容で、小浜-舞鶴-京都市-けいはんな学研都市付近を経由して関西国際空港に至るという委員長案です。

 通過地点として舞鶴にこだわる理由としては「若狭はエネルギー、舞鶴は国防の拠点。こういった地域が活性化し、なおかつ関西北陸にも大きな経済効果が生まれる。また北近畿、京都、関空と、太平洋側につなぐ縦軸になる。」

 福井県をはじめとする沿線自治体は、早期に関空までつなげてほしいと要望しているのを受けて「関空までの全線整備をルート決定から、10年程度でやらないといけないと思っている。遅くなるほど経済効果は半減する。10年と号令をかければ、民間企業も本社移転などの投資をする。東京一極集中の是正、地方創生につながる」と早期整備に強い意欲を示されています。

 

本日 1月5日、京都府の山田啓二知事は、北陸新幹線の敦賀(福井県)以西のルートで、与党が検討対象とする案のうち同府舞鶴市を経由する舞鶴案を支持する意向を表明した。同日の記者会見で「(小浜ルートならば)舞鶴を通らなければ京都にとって意味がない」「京都にとって経済効果が高い」と述べられました。

2月にも予定される与党の検討委員会で、沿線自治体として意見を述べる際に同案を推す方針だと言われます。

この案に課題があるとすれば、建設費は地元自治体が3分の1を負担するため、路線距離が長くなると負担が重くなり、並行在来線の経営がJRから分離される可能性もあります。

そして何より、敦賀-大阪間の距離が長いと速達性も低下してしまうことが、問題ではないでしょうか。

第4のJR西日本案は、観光需要の取り組みや経済効果など世界観光都市「京都」と、古来よりアジア大陸から「小浜」そして京へと文化が伝わった鯖街道が新幹線でつながれば、まさに日本文化のシルクロードを発信する観光エリア創りになります。
 私個人的には、北陸新幹線の延伸ルート「小浜・京都」案が良いのではないかと思っています。

 北陸新幹線敦賀以西ルート決定、開業年決定と段階を追っていくことになって目の離せない状況が続きます。

 

 

 


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