「俺と叢雲 参」
Pennelさんの叢雲提督シリーズ4冊目。何となく
ぎこちないけど、提督と叢雲の間は益々狭まり
つつある。彼女が消失する事を恐れるぐらい。
不安を消す為に二人は手を重ねる。
この本では映画的描写が多々あった事が印象的。
表紙はヴィットリオ・デ・シーカ監督映画「ひま
わり」のラストのひまわり畑。26ページ目は、キ
ャロル・リード監督の名作「第三の男」ラストシ
ーン彷彿させる。
個人的に好きなのは、敷波ちゃんの話。不器用だ
けど、一生懸命な姿に好感。
「灯標」
2015年9月東京で行われた、叢雲オンリーで頒布
された記念イラスト集。全体的に言えるのが、彩
度低めの塗り。それは叢雲の美しい髪を引き立た
せているように思える。
佐古は、この絵が好きです。叢雲さん改二になっ
た直後でしょうか、誇らしく歩みを進める彼女を
愛おしく思います。