皆さま、こんにちは。
12月も残り3週間になりましたね。 如何お過ごしでしょうか?
今日からは、今までご紹介していなかったリズムを取り上げたいと思います。
まず最初に 「 Carnavalito 」 ( カルナバリート ) というリズム です。
カルナバルはご紹介してきましたが、この「 Carnavalito 」は「小さなお祭り」という
意味です。
アルティプラーノからアルゼンチン最北のプーナまでの地域に伝わる伝統的な舞踊
です。 リズム的にはワイニョを起源としているため、2/4拍子です。
「ボリビアではワイニョ、ペルーではワイノ、アルゼンチンではカルナバリートと呼び名
が変わっているだけで、リズムは同じ」 という解説もあります。
一般的には、カルナバリートは踊りとセットになっていて、踊り手は集団で列になって
演奏家の廻りを踊ります。
1曲目のカルナバリートは、皆さん良くご存じの 「 花祭り 」 をお贈りします。
原題は 『 El Humahuaqueño 』 ( エル ウマウアケーニョ ) です。
「 Grupo Mercosur 」 ( グルーポ メルコスール ) の演奏でどうぞ。
CARNAVALITO "EL HUMAHUAQUEÑO"- Musica: Grupo Mercosur
日本の演奏会では、エンディングやアンコールで良く演奏されますね。
もう一つ、 「 Los Tekis 」 ( ロス テキス ) の演奏もどうぞ。
Los Tekis- El Humahuaqueño
私も様々な演奏会で演奏してきた曲で、この曲を聞くとその時の思い出が蘇ります。
これからも演奏し続けていきたい曲の一つです。
今週も良い1週間でありますように・・・・。