今日も朝から雨で地面はグチャグチャです。
昨夜の講演は3名の講師によるものでしたよ。
いたって簡単にまとめてみました。
最初にJRA総研の辻村氏による「馬鼻肺炎の予防対策」
大半の成馬が生涯ウイルスに潜伏感染しているものと考えるべきである。
体内に潜んでいたものが、ストレスにより再活性化し、血流に乗って全身へ運ばれ流産をおこす。
このウイルスは、鼻から侵入して、鼻で増えて、鼻からバラまかれる。
新規導入馬はストレスでウイルスを排出するリスクが高いので、分娩が終了するまで隔離すべきだ。
また、ワクチンについては、感染を完全に防ぐことはできない。
それでも、接種することにより馬郡の集団免疫を強化して感染の機会が減少するものと考える。
質問で出た生ワクチンの効果については、接種により抗体が上がる事は確認できているが、それがどのような結果になるかは確認できていない。
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次にBTCの安藤氏による「育成後期の運動器疾患」と題して、主に深管骨瘤についての説明で、なにより充分な休養が大事だとのこと。
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最後に「レポジトリーにおけるX線所見について」JRA日高育成牧場の佐藤氏の講演。
種子骨や飛節の様々な事例を説明。
種子骨の血管陰影のグレードの高いものは競走期に軽靭帯炎の発生率が高い。
飛節のOCDに関しては、きちっと対処すれば出走への影響はない。
大腿骨(後膝)の軟骨下骨膿胞(SBC)に関しては、競走への影響があると思われる。
なお、内容については、私の受けた印象によるもので、講師の意図とは違っているものもあるでしょう。
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フジマサクイーンが入厩しましたよ。