ロジロマンスは除外でしょうか。昨日も良い調教をしていたので、楽しみにしていただけにガッカリ。(ーー;)出走馬なしです。ロジユニヴァースでも応援しましょうか。
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昨日は、このところ不満に思っていた事を思い切り書かせていただきました。
今日は、北海道市場のあり方について考えて見ます。
私が北海道市場に関わりだしてから35年になります。以前は、門別・静内・浦河と3箇所でのセリ市を開催していました。その頃から、一番をお得意様はJRAと各地方競馬の団体さんです。決まった数を決まった値段で落としてくれるので、この馬は何処何処の団体向きだなァとか分かるものです。その後、施設の老朽化や効率運営という事を考えて、英国並のセリ場を造ろうという事になった。その時に、JBBAを通じてお金を工面したので、現在ではHBAがJBBAの下請けでセリを開催している事になっている。その他にもJBBAからの補助をいただいて名簿の制作費やグリーンチャンネルの放映などに取り組んでいる現状です。
何といっても大きな変化は地方競馬の凋落で、お得意様はJRAのみになってしまった。ここで主催者は、団体よりも個人客をどうしたら呼んでこられるか?という事に真剣に取り組まなければならなくなった。さらに、社台G中心のセリ市場の開設により、これまでのトップの座から脇役的な場に成り下がってしまいました。資金がふんだんにある向こうのセリ市に対抗するには、こちらも知恵を結集しなければならない。ところが、現実に市場を運営しているのは軽種馬農協の理事と職員で、組合員の人数も多いし規模も違いすぎる為に、意思の統一を計ることも難しい。今後は市場運営のプロ集団を集めて任せるという事も考えるべきかも知れない。今日の不振の遠因は、昔ながらのやり方に甘んじてきたという側面もあるだろう。あるサイトでオーストラリアの市場の写真が載っていたが、日高のように上から囲むのではなくて、社台Gの市場のように、広いフラットな会場で馬を見上げてのセリで、パーティー会場のようなテーブルのセッティングだった。あれなら家族連れでも楽しそうだなと思う。馬が揃う事はもちろんだが、行って楽しい時間が過ごせそうだ!と思われる環境づくりも大事ではないだろうか。今はどこの世界でも、お客さん第一に考えない所はダメになっているでしょうね。