村上克司さんの原画個展。

70～80年代のオモチャ界に多大な影響を与えた
企画デザイナーの村上克司さんの個展に行きました。
バンダイの「超合金」の生みの親として有名な企画屋さんであり
オモチャデザイナーとしても有名ですね。



先日の日曜日に行きました。
一言で言えば、凄く面白かった！
中でも私が特筆したいのはポピニカ（ポピー）のオモチャで、
銀河鉄道９９９の版権イラスト。
それは、松本零士先生のデザインは漫画でも出てきた３機種以外の物は
村上さんデザインと言う事。
特に、銀河鉄道999のポピニカのオモチャデザインが村上さんだと
今回初めてわかった。
そんなのバンダイの有名なデザイナーなんて
村上氏の一人しかいなかったじゃん！
常識だと、当たり前だと、言えばそれまでなんだけど、
当時はポピーのデザイン部は色々な人や部がゴチャマゼで、
今のようにビジネスとしてもキッチリと成り立ってない頃。
ロボットのデザインは現場で適当に作っていたらしいとの事を聴いた。




会場での、よもやま話も楽しく、
宇宙刑事ギャバンの敵ライバルに
マッドギャバンと言うデザインが存在したのがボツになって、
後番組のジャスピオンに登場するマッドギャランになったとか。
ゼットガンダム（ゼーターガンダム）のボツ案(サイコガンダム)のデザイン話なんて凄い笑えた。
とにかく、デザイン線が美しく色も鮮やかで、
サンバルカン(ジャガーバルカン)とブルーシャイダーのラフ案なんか、
決定稿よりラフ案のほうがバツグンにカッコいい。
ハガキ絵のドルギランの初期案は、もろに未知との遭遇円盤だし。
久しぶりに眼福、良いものを見せて貰いました。

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