今日はライくんが月へ帰って1年の日です。
なので、彼の一生を振り返り、しのんでみました。
2010年9月わが家にやってきました。1歳との事でした。
誕生日は不明だったので、奥さんと決めました。
最初の頃は目の周りだけ少し毛がハゲてて、あとはフサフサだったね。
静岡で保護活動されている方が業者から保護された子でした。
その後、愛知県の保護宅さんの所へ。
両目に問題があるという事。(おそらく見えていない)
うさぎ飼育経験の浅い私たち夫婦で面倒みれるかどうか。
散々悩んで、何度も話し合いました。
4月には保護されていたので、9月にうちの子になるまでの長い間、
保護宅さんにはお世話をかけました。
そして奥さんが新幹線で愛知県まで迎えに行きました。
広島到着時、私が新幹線口まで車でお迎え、
初めて彼に会った時の事、今でも鮮明に覚えています。
すぐにうちに慣れてくれたね。
ゲージに食い込んで寝てたね。
目はわるいけど、食欲旺盛、いつも野菜をおいしそうに食べてたね。
2014年、5歳の時には一度立てなくなりました。
そしてこの頃から手足の毛がハゲハゲになりはじめました。
病院で診てもらい、エンセが悪さをしてるとか・・・
投薬治療で様子をみました。
もう立てないかと思っていましたが。
復活しました。凄いぞライム!
少しフラつきますが、結構なスピードで走ります。
毛はハゲハゲになっても、とても元気だったね。
よくシッコを飛ばしながら走ったね。
走って。
走って。
とにかく、走り回ったね。
目は見えなくても、耳で聞いてたね。
とーちゃんのいる場所はわかってたよね。
いつもとーちゃんめがけて突進してきたね。
そんでもって、お日様が大好きだったね。
だから、とーちゃんが勝手に「太陽の子ライム」って呼んでたね。
うさぎの鳴き声はよく「ブウブウ」とか「プウプウ」とか言うけれど、
ライムは他の子とは違う声。「フジフジ」みたいな。
とーちゃんにはそう聞こえてたよ。
2016年4月頃、再び歩行が難しくなり、
5月15日、私の手の中で月へと旅立ちました。
7歳の生涯でした。
うちに来て5年半、あっという間だったね。
楽しい、楽しい時間をありがとね。
ライムを保護された方、今も活動をされています。
「箱うさぎ」さんの事を知ってください。訪ねてみてください。
この子に出会わせて頂いた事をとても感謝しています。
そして保護を必要とする子がいなくなる事を願っています。