ほぼ日刊おつかれさ馬Times
~JRA登録抹消馬をメインに引退競走馬たちの情報を綴っています~
 



今日のニュース

先日、ユウキャラットの名古屋競馬移籍をお伝えした
ばかりですが、彼女の父ウイニングチケット
種牡馬を引退というニュースが飛び込んできました。

チケットと言えば、93年、柴田政人元騎手に悲願の
ダービージョッキーへ導いた話は競馬ファンのみならず
耳にした方は多いはず。当時新種牡馬として注目され
始めていたトニービンの名をさらに高めた孝行息子
でもあります。
14戦6勝(うち3勝が重賞)という成績を残し、94年
の天皇賞・秋(8着)を最後に現役を引退。
静内スタリオンステーションで種牡馬として新生活を
送っていましたが、トニービンの後継者としての人気を
象徴するように年間70頭以上の種付けをこなし、
99年フェアリーS(GIII)で重賞勝ちをプレゼントしてくれた
ベルグチケットや前出のユウキャラットのほか、地方で
活躍する産駒たちもなかなかの成績を収めていました。
一昨年シンジケートが解散され、繋養されていた静内SSが
昨年9月に閉鎖されてからはアロースタッドに移動。
「あの馬は今?ガイド2005-2006」の中でも、「とにかく
マイペースで住むところが変わってもリラックスしている。」
と紹介され、ファンを安心させてくれていたところでしたので、
引退のニュースに驚いた方も少なくなかったことでしょう。
今後は功労馬として浦河の優駿ビレッジAERUで余生を
送ることになりました。
奇しくも先日お伝えした週間Gallopの岡部元騎手の特集で、
平成新三強と言われ、同じく94年天皇賞・秋を最後に
引退した最大のライバル・ビワハヤヒデが、種牡馬生活を
終え門別の日西牧場でのんびりと暮らす様子が伝えられた
ばかり。93年の三冠を分け合ったもう一頭、ナリタタイシン
は一昨年供用停止になったあと、門別にある育成牧場
ベーシカルコーチングスクールでBTCの助成金を受けながら
余生を送っています。
チケットも彼らしくマイペースでのんびりと、長生きしてくれる
ことを祈ります。
本当にお疲れさまでした。

クリックで救える命がある・・・かもしれない。
できるだけたくさんの人に見てほしいから
ポチッとよろしくお願いします。
 



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