最近のみんなの様子から
ヨッシー母「ヨッシーは、8年務めた会社を辞めました。理由は人間関係だと思うのですが、
本人が詳しく話したがらないので、様子を見て、行くのは難しいのだなと察しました」
全員「残念ですね。長く努めていたのに・・・」
ヨッシー母「仕事自体はとても合っていたと思いますが、会社側の人たちの入れ替わりが多く、障碍を持って働いていたのもヨッシーひとりだけでしたから」
レール母「やり甲斐を持って働いていたのに残念ですね・・・」
ヨッシー母「今はまた、以前居た支援センターに通っています」
ドラ母「支援センター戻るためには2か所、実習に行かなければいけないんですね?」
ヨッシー母「そうなんです。2か所に1週間づつ、行きました」
ジャイ母「ヨッシー君は支援センターで、順調に過ごされているのかしら?」
ヨッシー母「仕事は慣れていますが、イベントの時のグループのメンバーとはあまり相性がよくなくて。イベントには行きたがらないです」
ドガ母「何事も人間関係が大事ですね」
ドラ母「ジャイ君は最近の様子はいかがですか?」
ジャイ母「タオルたたみに挑戦していて、微妙なゆがみに気をつけながら四角くたたんでいくのが難しく、苦心していましたが、頑張って
なんとか出来るようになりました。しかしタンク清掃は冬場になると寒くてヒートテックで防いでも、お腹がゆるくなったりして心配です」
ドラ母「ジャイ君は本社なのでドラたちとは仕事が違いますね。ドラは仕事は順調なのですが、新しく来た
サポートの方とうまくいってないんです。とても褒めてくれる中年の女性の方ですが、どうもドラは雰囲気を警戒していているようなんです」
ジャイ母「前の女性職員の方の仕事が増えたので、見守るだけのために新しく来たのでしたよね?」
ドラ母「そうなんです。が、連絡帳を見ると職員の方は些細な事も全て親に報告してきて・・・重箱の隅をつつくように小さな事柄
も気をつけて下さい、と注意をされて・・・正直、参ってしまいます・・・」
ヨッシー母「この子たちは人と仲良くなるのに時間がかかるんですよね。そういう部分が障害なのに、なかなか解ってもらえなくて」
ドラ母「歳をとるほど対人は難しくなってしまう傾向にもあります」
レール母「ドガース君はどうですか?」
ドガ母「今のところ順調です。障碍のあるのはドガースひとりで。食器を洗う作業ですが、料理を作る人が指示を出してくれています。
ときどきお菓子をくれたり冗談を言ってくれたり。でも上司が変わると関係も変わるのでわかりませんね」
ドラ母「レール君はどんな感じですか?」
レール母「なんとか平穏に過ごしています。時々、プチパニックにはなるのですが、なんとか立て直して過ごせているようです。
先日は自分の部屋のレコーダーが不調で、出社前に不安定になり、深呼吸するなど少し時間をおいて遅れて行ったのですが、会社に着いても
落ち着かずイライラしたりレコーダーの話をずっとしたりしてたそうですが午後には落ち着いたようです。結局レコーダーは壊れたのではなく
接触が悪かっただけで元通りになったので、翌日からは静かに仕事できたと連絡帳に書いてありました。ちょっとした事で不安定になるのは子供の頃からずっとなので、原因を突き止め、対処するのが大切かなぁと改めて思いました。レールの会社はサポート人数も多いし、みなさんよく障害の特徴を理解して下さっているので有難いです」
ドラ母「友達の娘さんは同じくダウンちゃんなのですが、パワハラをずっとガマンしていてストレスがたまり長く勤めた会社を辞めたそうです。親が『いい会社だ』と常に言っていたのでなかなかパワハラの事実を言い出せなかったそうですよ」
レール母「それはかわいそうでしたね!」
ドラ母「早く気付いてあげられなくて残念でしたね」
ヨッシー父「この子たちは長年勤めてもなかなか所得は上がらないですね。働き方改革もあって会社の状況も変わってきました。職員や担当者の仕事量を減らすために就労しているのんびり君たちのフォローがうまくできなかったり、彼らの仕事内容も出来ない事を要求されたりする事もあるようです」
ヨッシー母「それは支援センターにも言える事で、対応に疑問を持つ事もありますね」
レール母「マニュアル通りになってしまっているのでしょうか?」
ジャイ母「人間味が薄くなってるようにも思えますね」
ドラ母「会社に着く時間も、早すぎるからもっと遅く来て欲しい、と言われました」
ドガ母「それは何故ですか?」
ドラ母「早く来ると、始まるまでの時間に職員にいっぱい話しかけるので困る、と言われたんです」
ジャイ母「かと言って少し遅く行くと朝礼の途中になってしまったりで、それも困ると」
レール母「ピッタリに到着しないといけないんですかね?(笑)」
ドラ母「ですから、最近は朝の連続ドラマを見せて、それから出すようにしています」
レール母「うちもですけど、この子たちは誰かに話しを聞いて欲しいんですよね。でも内容が全く興味がない事だったりするし、何度も同じ話をするので、ついつい聞き流しになってしまいます。家族はいいのですが会社の人には困りますね」
ドラ母「他の、のんびり君の親たちや、ヘルパーさんなど、家族以外の大人に聞いてもらったりできればいいのかしら?」
ジャイ母「そうですね~」
ドラ母「ドラの会社では、今年春にひとり辞めてしまいました。会社からも家族からも、もっと頑張れ、と言われて。
できない事が増えて・・・鬱のようになってしまい、辞めていきました」
ジャイ母「できそうに思えてしまうのですね・・・」
ドラ母「支援センターの方々も人手不足なのか、就労後のフォローが薄くなりましたね。ちょっと見ただけの見回りだけでは実情が解りません。もっとじっくり理解して欲しいものです」
ヨッシー父「のんびり君たちに理解ある社会になって欲しいですね」
全員「そうですね!」
ヨッシー母「ヨッシーは、8年務めた会社を辞めました。理由は人間関係だと思うのですが、
本人が詳しく話したがらないので、様子を見て、行くのは難しいのだなと察しました」
全員「残念ですね。長く努めていたのに・・・」
ヨッシー母「仕事自体はとても合っていたと思いますが、会社側の人たちの入れ替わりが多く、障碍を持って働いていたのもヨッシーひとりだけでしたから」
レール母「やり甲斐を持って働いていたのに残念ですね・・・」
ヨッシー母「今はまた、以前居た支援センターに通っています」
ドラ母「支援センター戻るためには2か所、実習に行かなければいけないんですね?」
ヨッシー母「そうなんです。2か所に1週間づつ、行きました」
ジャイ母「ヨッシー君は支援センターで、順調に過ごされているのかしら?」
ヨッシー母「仕事は慣れていますが、イベントの時のグループのメンバーとはあまり相性がよくなくて。イベントには行きたがらないです」
ドガ母「何事も人間関係が大事ですね」
ドラ母「ジャイ君は最近の様子はいかがですか?」
ジャイ母「タオルたたみに挑戦していて、微妙なゆがみに気をつけながら四角くたたんでいくのが難しく、苦心していましたが、頑張って
なんとか出来るようになりました。しかしタンク清掃は冬場になると寒くてヒートテックで防いでも、お腹がゆるくなったりして心配です」
ドラ母「ジャイ君は本社なのでドラたちとは仕事が違いますね。ドラは仕事は順調なのですが、新しく来た
サポートの方とうまくいってないんです。とても褒めてくれる中年の女性の方ですが、どうもドラは雰囲気を警戒していているようなんです」
ジャイ母「前の女性職員の方の仕事が増えたので、見守るだけのために新しく来たのでしたよね?」
ドラ母「そうなんです。が、連絡帳を見ると職員の方は些細な事も全て親に報告してきて・・・重箱の隅をつつくように小さな事柄
も気をつけて下さい、と注意をされて・・・正直、参ってしまいます・・・」
ヨッシー母「この子たちは人と仲良くなるのに時間がかかるんですよね。そういう部分が障害なのに、なかなか解ってもらえなくて」
ドラ母「歳をとるほど対人は難しくなってしまう傾向にもあります」
レール母「ドガース君はどうですか?」
ドガ母「今のところ順調です。障碍のあるのはドガースひとりで。食器を洗う作業ですが、料理を作る人が指示を出してくれています。
ときどきお菓子をくれたり冗談を言ってくれたり。でも上司が変わると関係も変わるのでわかりませんね」
ドラ母「レール君はどんな感じですか?」
レール母「なんとか平穏に過ごしています。時々、プチパニックにはなるのですが、なんとか立て直して過ごせているようです。
先日は自分の部屋のレコーダーが不調で、出社前に不安定になり、深呼吸するなど少し時間をおいて遅れて行ったのですが、会社に着いても
落ち着かずイライラしたりレコーダーの話をずっとしたりしてたそうですが午後には落ち着いたようです。結局レコーダーは壊れたのではなく
接触が悪かっただけで元通りになったので、翌日からは静かに仕事できたと連絡帳に書いてありました。ちょっとした事で不安定になるのは子供の頃からずっとなので、原因を突き止め、対処するのが大切かなぁと改めて思いました。レールの会社はサポート人数も多いし、みなさんよく障害の特徴を理解して下さっているので有難いです」
ドラ母「友達の娘さんは同じくダウンちゃんなのですが、パワハラをずっとガマンしていてストレスがたまり長く勤めた会社を辞めたそうです。親が『いい会社だ』と常に言っていたのでなかなかパワハラの事実を言い出せなかったそうですよ」
レール母「それはかわいそうでしたね!」
ドラ母「早く気付いてあげられなくて残念でしたね」
ヨッシー父「この子たちは長年勤めてもなかなか所得は上がらないですね。働き方改革もあって会社の状況も変わってきました。職員や担当者の仕事量を減らすために就労しているのんびり君たちのフォローがうまくできなかったり、彼らの仕事内容も出来ない事を要求されたりする事もあるようです」
ヨッシー母「それは支援センターにも言える事で、対応に疑問を持つ事もありますね」
レール母「マニュアル通りになってしまっているのでしょうか?」
ジャイ母「人間味が薄くなってるようにも思えますね」
ドラ母「会社に着く時間も、早すぎるからもっと遅く来て欲しい、と言われました」
ドガ母「それは何故ですか?」
ドラ母「早く来ると、始まるまでの時間に職員にいっぱい話しかけるので困る、と言われたんです」
ジャイ母「かと言って少し遅く行くと朝礼の途中になってしまったりで、それも困ると」
レール母「ピッタリに到着しないといけないんですかね?(笑)」
ドラ母「ですから、最近は朝の連続ドラマを見せて、それから出すようにしています」
レール母「うちもですけど、この子たちは誰かに話しを聞いて欲しいんですよね。でも内容が全く興味がない事だったりするし、何度も同じ話をするので、ついつい聞き流しになってしまいます。家族はいいのですが会社の人には困りますね」
ドラ母「他の、のんびり君の親たちや、ヘルパーさんなど、家族以外の大人に聞いてもらったりできればいいのかしら?」
ジャイ母「そうですね~」
ドラ母「ドラの会社では、今年春にひとり辞めてしまいました。会社からも家族からも、もっと頑張れ、と言われて。
できない事が増えて・・・鬱のようになってしまい、辞めていきました」
ジャイ母「できそうに思えてしまうのですね・・・」
ドラ母「支援センターの方々も人手不足なのか、就労後のフォローが薄くなりましたね。ちょっと見ただけの見回りだけでは実情が解りません。もっとじっくり理解して欲しいものです」
ヨッシー父「のんびり君たちに理解ある社会になって欲しいですね」
全員「そうですね!」