<救う会 解散式>
全国の皆様、いつも亮祐を応援して下さり本当にありがとうございます。
これまで亮祐を支えて下さった救う会が解散となりました。
これからも元気でいてくれる事を信じ、皆様からの善意を無駄にする事のない様、
亮祐を立派な人間に育て上げる事が私の使命だと思っています。
これからも応援よろしくお願い致します。
母 桂恵
亮祐より皆さんへ
僕は小学4年生の時に倒れました。
あれからもう、5年近くの月日が経ち、今はとても元気に毎日を過ごしています。
倒れてから3カ月ちょっとの間の事を、僕は全く覚えていません。
その間、生死の境を何度も行き来したと両親から聞きました。
補助人工心臓によって命をつないでいましたが、このままでは生きていけないと聞いた時、
僕の気持ちはどん底に突き落とされました。
そんな時、心臓移植をすれば生きていけると医師から聞き、一瞬嬉しかったのですが、
自分の心臓が無くなってしまう事が怖くて仕方がありませんでした。
でも、その時から心臓移植の事を知りたいという気持ちが出てきて、色々調べているうちに、
「一部分でもいいから、どこかで誰かの役に立って元気でいてほしい。」という
親や家族がいる事を知り、「そういう風に思っている人がいるんだ、僕も頑張ってみよう、
生きていたい!」という気持ちになりました。
今思うと、渡航移植をするためには、とんでもない額のお金が必要でした。
そんなとんでもない額のお金を、僕の為に集めてくださった救う会の方たちやPTAのみなさん、
応援して下さった全国の皆さんに僕はとても感謝しています。
両親の頑張りや、救う会の皆さんのおかげで、その時僕は生きたいと思えました。
そんな皆さんのおかげで、僕は今元気に中学校に通っています。
全国の皆さんの善意がなければ、今こうして元気でいる事は出来なかったと思います。
今僕は、微力ながらも学年生徒会長をさせて頂いています。
また、今年は受験生なので、勉強を精一杯頑張りたいと思います。
この先何が出来るかわかりませんが、人の為になる様な事をしていけたらと思っています。
僕を応援して下さる全国の皆さん、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
金子 亮祐