下諏訪町へ引っ越したのは今から37年前の昭和48年。
茅野で寒天を作っているということは当時社会科の授業で
諏訪地方の産業について勉強したときに知った。
寒天が入ったみつ豆の缶詰が大好きだったので,
寒天がそんな身近なところで作られていることに親しみを感じた。
3年後に下諏訪町を離れたが,毎年茅野での寒天作りのニュースを耳にしては,
諏訪のキリッとした寒さを思い出していた。
大人になってからは,茅野の実家で寒天を栽培しているという友人がいたり,
仕事上で出張先の茅野の寒天農家を訪ねる機会があったりと,
何かと寒天には縁があった。
地球温暖化とは言え,未だに自然の冷え込みで寒天が作られているなんて,
なんだか嬉しくなる。
寒中の作業はさぞ厳しいんだろうなぁ・・・。
でも、末永く続いて欲しい諏訪地方の伝統産業の一つと感じる。
今年は御柱祭の年。
諏訪地方が活気づく。