ゴミ箱の中の花

偏った趣味の音楽とかもろもろブログ!気が向いた時にゆる~く更新中w

勝手にしやがれ(ユニバーサルミュージック UICY-40027)

2013年11月27日 | SEX PISTOLS



今回発売されたSHM-CD、プラチナSHM-CD、SA-CDのSHM仕様の3形態から、
プラチナSHM-CDを購入しました。



今回はオリジナルのアナログマスターテープ音源を、DSD方式でデジタル化。
そのDSDマスターを176.4kHz/24bitハイビットサンプリングで
ダイレクトカッティング(HRカッティング)したもの…らしいです(流し読み)。



ブルーが格好いい、プラチナSHM-CD

2012年の35周年と同じオリジナルマスターを使用しつつも、
今回の方がマスタリングされてない、ほぼ原音そのものが聴けると解釈しています。


さてまずはパッケージから。





BOX仕様になってます。



前回の紙ジャケ同様、SPOTS001ステッカー、日本コロムビア盤の帯を再現。





今回は帯の裏も再現されています。カミュの名言まで!



日本コロムビア盤の77年盤しかついていない、レコード100周年マークも再現。



前回(左)は厳密には巻き帯ではなかったのですが、今回(右)は完全に再現されています。



ステッカーの色もあえて変えたんですかね。(緑が輸入用って言われていた気がしますが、信憑性はナシです。)



くだらない事ですが、Bodiesの邦題が「お前は売女」に!このこだわりが嬉しいです。



ポスターですが、前回(左)は一回り大きく、折り方が絵柄が外にくる方式でしたが、

今回(右)は恐らくジャケットとの比率を見直したのか、前回より小さくなっていて、
絵柄は内側にくるオリジナル同様の折り方にしてあります。


紙ジャケとしては今までで間違いなく最高の出来なのは間違いないですね。

それもそのはず、今回のジャケット制作のサンプルとしてSPOTS001等をUSMに貸与した、Chihiro Furukawa氏(2行目)とは、



自分もHeyday等でお世話になった、ご近所のピストルズレコード、スーパーコレクターのちび太さんなのです!

(今回の記事を書くにあたり、ご本人にご了解を頂きました。ありがとうございます。)

これ以上に拘るとしたら、日本コロムビア盤のポスターや、アンケートハガキ、予約特典バッチとか付けて、
帯もあえて青帯にするぐらいしか思いつきませんw



…という事で今回は35周年と21周年との3枚に絞って聴き比べてみました。

今回のフラットトランスファーは35周年に比べて、更に音の分離がすばらしく、流石に解像度が高いです。

迫力もありCDとしては最高な音だと思います。

ただ、個人的には解像度は抑えつつも、音が「固まり」としてぶつかってくる様な突進力を持ち、

アナログ特有の温かみみたいなモノを再現しているのは、
やはり21周年盤だと言わざるを得ません。

もうこれは感覚、好みの問題だと思われます。
自分の好きなNMTBを探してください。(普通は探さない。)

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

1978 PiL初期ライブ!

2013年11月20日 | SEX PISTOLS
お久ぶりでごさいます。

先日、PiLの78年12月25日のレインボーのライブを収録した、
ブート盤「EXTRA ISSUE」(VICIOUS RECORDS. V 2612)
の1st.プレス盤をやっとこ(笑)ゲットしました。



400プレスと言われているこの名作ブート、日本製と言われてます。



1st.プレスはジャケがエメラルドグリーンで、2nd.プレスは赤紫色です。



以前ご紹介したアメリカ製「NO LIFE LIKE LOW LIFE」はこのブートのコピー盤です。

(実は80年代「NO LIFE~」を購入の時、この緑盤「EXTRA~」も同じレコード屋にあったのですが、
情報に疎かったのもあり、まんまと買い逃していたのでした。)



CD(恐らくアナログ盤起こし)は「BOXING DAY」のタイトルで出ていますが、はっきり言って音は悪いです。

さてこの「EXTRA ISSUE」、流石に良い音で、やはり感動します。



レーベルもVirginならぬViciousとか洒落てますね。

マトリクスもちゃんとマシン刻印でした。
日本製と言いつつも、レーベルにはMade in Englandってあったな(笑)。


しかし!最近になって、これを超える素晴らしい音源を知人にいただきました。

このBOXING DAYより前の12月22日のパリでのライブです。(HUPヤジオさんVERRRRY THANX!!!)



あのステッカーの日のライブです。

「PROBLEMS」というタイトルのCDで、現在ブート市場に出ている音源です。



CD-Rに焼いて頂きました。

まず、録音の状態が非常に良い!
恐らくオーディエンス録音ですが、臨場感が半端ないのです。
キースのプレイもキレッキレです。

楽曲はダレてなく、アルバムのあのスピード感を保ったままの素晴らしい演奏を堪能出来ます。

注目は冒頭の「THEME」が最初からフルで収録されている事と、

Pistolsの「PROBLEMS」がPiLアレンジで演奏されている事です。

もちろん「BELSEN」もバッチリ収録されてます。

このライブは以前に、「Recorded Live In Paris When Nobody Was Looking」
のタイトルのドイツ製ブートアナログ盤が出ています。

ただ、その時は「PROBLEMS」とアンコールの「PUBLIC IMAGE」はオミットされていたみたいです。

しかし、本当にこれは素晴らしい音源です。興味ある方は是非聴いてみて下さい。

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!