ゴミ箱の中の花

偏った趣味の音楽とかもろもろブログ!気が向いた時にゆる~く更新中w

THE PUBLIC IMAGE IS ROTTEN JAPAN TOUR(EX THEATER ROPPONGI 20180703)

2018年07月04日 | SEX PISTOLS
7/3、六本木EXにPiLを観に行ってきました。





最後列から見守ります。

来日前のイギリスツアー時のセットと同じ構成でした。

WARRIOR
MEMORIES
THE BODY
THE ONE
CORPORATE
THE ROOM I’M IN
DEATH DISCO
CRUEL
I’M NOT SATISFIED
FLOWERS OF ROMANCE
(THIS IS NOT A)LOVE SONG
RISE

-ENCORE-
PUBLIC IMAGE
OPEN UP
SHOOM

前回の東京(13年、今はなき渋谷AX)より狭い会場でしたが、音は今回のほうが良かった気がします。

前回来日の時に「THIS IS PiL」の曲は、ライブではちょっとキツイかなと思っていたのですが、案の定(?)今回のツアーからはバッサリ切られてます。

唯一リストに入ったTHE ROOMも、RELIGION 1的なチャントで、次のDEATH DISCOのイントロの様な扱いでした。

アンコール前には鉄板の盛り上がりを見せるFLOWERS、LOVE SONG、RISEは当然良かったんですが、個人的にはTHE BODYとCRUELが!(涙)

CRUELは例の如く、ジョンおじさんの曲構成がちょっとフワフワしていましたがw

そしてお約束のPUBLIC IMAGE

アンコール最後のSHOOM、このおじさんは何回、FUCKとBOLLOCKSを言うのだろうかとニヤついていたら終わってしまった!

あっと言う間でした。

あの長いALBATROSSをリストから外したせいかw、2時間も満たないライブでした。

内容は非常に充実してましたが。

再結成してから今までメンバー変更もなく、バンドとしてのPiLは絶好調な気がします。

新曲のTHE ONEもレコードよりライブの方が断然良かったし、古い曲もちゃんとUP TO DATEされていて、新曲との釣り合いが取れていました。

ジョン・ライドンは、元来シャイな性格で、開き直りのパワーで、なんとかチャンスをモノにしてきた人だけど、その開き直りパワーを貫いた結果、何故だかいつの間にかとんでもないポジティブなパワーを生み出しちゃっている、不思議で、稀有な存在だと思います。

きっと、昔からの「生き残った」ファンや、最近ファンになった若い子達は、そこに惹かれているんだろうなー。

ああ、あのジョニー・ロットンがこんな愛されキャラになるなんて、誰が想像しただろうかw

初期のPiLしか知らない人、ファンを辞めてしまった人こそ、観て欲しいライブでした!



さて、PiL月間!な7月。末にはあのセットが来ますよ!

そういや、電気グルーヴの2人が指定席にがいたような。

THE GUESSING GAME(Trooper / XNTE-00018-9)

2018年06月24日 | CATHEDRAL




2010年発表の9作目のアルバム。しかもCD2枚組の大作。



日本盤初回のみのピクチャーディスク仕様。



ライナーの裏にはデイブ・パチェットによるイラストの全景が。ステッカーも付いてました。

この頃から解散を意識していた様で、そのせいなのか、これ迄のCathedralの全ての要素がてんこ盛りになった、総決算的なアルバムだと思います。

70年代ハードロック、フォーク、サイケ、ジャズ、ファンク、プログレ、そしてドゥームのあらゆる要素が上手くブレンドされた傑作ですね。

個人的に特に好きなのは、メロトロンによる不安定なゆらぎのある響きが、メランコリックなインスト曲、THE GUESSING GAMEや、キャッチーかつファンキーなCATS, INCENSE, CANDLES & WINE辺りでしょうか。

しかしながら、注目曲はやはりREQUIEM FOR THE VOICELESS。ベジタリアンのリーならではの歌詞が強烈です。

そして、過去のCathedralのアルバムタイトルが歌詞に出てくる、JOURNEY INTO JADE。これまでの20年を回顧しつつ、「これから20年、俺達の音楽はどうなるだろう」という歌詞が印象的です。

後にリーはこのアルバムを出せたのが奇跡、とまで言ってましたからね。

最後に特筆しておきたいのは、Bのレオ・スミーが参加した最後のスタジオアルバムになってしまった事。(バンドに対するスタンスの違いで解雇されたとの事。尚、現在はリーとは和解し、WITH THE DEADに2nd.から参加しています。)

初期に中々定着しなかったCathedralのリズム隊だったが、3rd.アルバム「CARNIVAL BIZARRE」よりDr.のブライアン・ディクソンと同時に参加したレオ。この人の粘りのあるベースが好きだったので残念でした。

腕を骨折したにも関わらず、涼しい顔してベースを弾いていた姿が印象的でした。



レオはCARCASSのビル・スティアーのFIREBIRDの初期2枚のアルバム(1st.「FIREBIRD」、2nd.「DELUXE」)にも参加してましたね。

NEVER MIND THE BOLLOCKS(ポルトガル盤 Virgin vv33.012y)

2018年06月22日 | SEX PISTOLS
最近久々にブログを更新し、そしてこれまた久々に組合に行くと、こんな出会いがあるから面白いです。

ポルトガルのNMTB 12曲盤です。



英国12曲盤と同じ曲順で、ジャケ裏はSub・missionありの12曲表記。



ポルトガルのVADECA-J. C. DONAS, LDA-Discosというレーベルが、Virginからライセンスを得て作ったみたいな事が書かれてるっぽい。

どうやらカセットは品番がvv-33.012.12FCらしいです。フムフム。



ポルトガル盤のジャケットも裏右上の品番があります。

実はvv33.012v(末尾がv、便宜的にv盤と呼びます)と、今回のvv33.012y(末尾y、便宜的にy盤)の2種類があるらしいです。

(更に恐ろしい事に、v盤にはレーベルの曲表記が太字のセリフ系のモノ(初期?)とサンセリフ系のモノ(後期?)の2種類あるとの事!)

v盤は持っていないので、GOD SAVE THE SEX PISTOLSサイト様の画像を確認してみると?



このvはyの下を削っただけでは…?

あれっ?いやでも文字の太さがyとvが違っているから、ちゃんと打ち直しているのか。あっ、しかも-(アンダーバー)のありなしも違うわ。



v盤もy盤も、レーベル面は VV-33 012Vになっている事を鑑みると、y盤ジャケがミスプリで、後になってvに修正したっぽい?





(追記)紙ジャケさんの情報によると、ジャケットの裏とスパインの品番両方のvの上に、ワザワザyのシールを貼っている個体がある様です。って事はvの方がミスプリの様ですね。レーベルまでは修正出来なかったのでしょう。(上の2つの画像は紙ジャケさんの所有されているポルトガル盤です。画像と情報提供、ありがとうごさいます!)



しかし、レーベル面の文字のQ数、小さっ!

A面は緑、B面は赤の良くあるVirginレーベルですが、1977年リリースらしいです。



更にy盤は裏ジャケ下部にはv盤にはない、LITO COSTA & VALERIO LDA LISBOA表記があります。 これも小さっ!

どうやら印刷工場の名前らしいですね。ここが印刷を請け負った盤だけがミスプリなのかな。

レコード担当者の指示ミスなのか、写植屋のミスなのか…?

ジャケもボロ、レコ本体もキズありで、プレーヤーに乗せる気にもなりませんが、出会えただけでもラッキーって事で…。

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

WITH THE DEAD / WITH THE DEAD(TROOPER QATE10082)

2018年06月17日 | CATHEDRAL


先日来日し、大好評だったらしいELECTRIC WIZARD。その元リズム隊、TIM BAGSHAW(B)とMARK GREENING(Dr)とあのLEE DORRIANが組んだドゥームバンド、WITH THE DEADの1st.アルバム!

EWの様なスモーキーな葉っぱ臭の漂うドゥームサウンドになるのかと予想していたのですが、ジャケットのビジュアルがぴったりな邪悪・憂鬱系でした。

兎に角遅い・重い・邪悪・憂鬱。…最高ですね。
最初期のCATHEDRAL(デモ「IN MEMORIUM」の頃ぐらい)に近い感じです。

ライナーでは、SCREAMING FROM MY OWN GRAVEのドラムイントロがEBONY TEARSを想起させると書いてありましたが、MORNING OF NEW DAYの間違いではないかと思います。というかそうですね。



CATHEDRALの最後のアルバム「THE LAST SPIRE」がバンド史上、最も邪悪だった(と個人的に思っていた)のですが、このWITH THE DEADの1st.を聴いた後だと凄くPOPに聴こえる不思議。
(「THE LAST SPIRE」についてはまた別の機会に)

SLEEPやEWとはまた違ったドゥームの深淵を覗き込みたい方にオススメです。


Face Up To It!-Expanded 30th Anniversary Edition(Boss Tuneage / BTRSV041)

2018年06月16日 | ランダム・ミュージック!


まさかの再リマスター!

前回のリマスターも結局の所、失敗だったらしいからまた出すよーって「マジかよー!」と思いつつ、今回も購入させて頂きました。(これで最後にしてね。)



今回の再々発、初回盤はゲートフォールドジャケのカラー(ブルーマーブル)盤2LP+CDでした。これは残念ながらゲット出来ず、私のは黒盤2LP+CDです。(この後の通常盤は1LPになる模様。)



日本盤(BTRSV041J)だと昔懐かしの80年代のVAP風な日本帯が付いた輸入盤国内仕様だった様です。(画像は拾い)他にはインタビュー収録ライナーとか付いているらしい…こっちにすれば良かったかな。



日本盤の単体CDは90年代初期のTOY’S FACTORY風な帯。(この画像も拾い)この拘りも良し!日本語タイトル「立ち向かえ!」の微妙な感じも込みで雰囲気出てますな。…これも欲しい。

…あー、なんちゅーか、輸入盤買って失敗したな。

では我が家の歴代FACE UP TO IT!(っても3枚だけど)



以前にも紹介した、1,500枚限定の88年ドグマ盤(DOG OUT 001)。
この日本盤はふざけて「VOICE YOUR OPINION」のタイトルになってます。

ギターのMITCHがHERSY加入前にSHANE(NAPALM DEATH)と組んでいたUNSEEN TERRORの曲名。

更に蛇足だが、何故かMITCHはCATHEDRALの「NIGHT OF THE SEAGULLS」に参加しています。

NEVER HEALD、OPEN UP、STAND PROUD、TOO SOON TO JUDGE、A SENCE OF FREEDOMと、7inch Onesies Flexi に収録のCONFORM、STANDING HARDとTHE WAY FORWORDの、計8曲が日本独自のボナトラでした。



05年にSPEEDSTATEより出た日本盤CD(SSR-012)。
87年、88年のリハ音源12曲がボナトラとして収録のリマスター盤。(翌年には、Boss Tuneageからアナログも発売)





で今回の奴。幻の音源となっていた、ドグマ盤のボナトラ8曲もリマスターされ、更に初CD化!



アナログだと2枚目のC面に収録。D面はない。

聴き比べると今回のリマスターはVoとDrの音が前に出ていて、G、Baとのバランス、音の分離も良くカッチリとしていて、別テイクか?と思う程良くなっている。確かにこれを聴くと05年盤のリマスターは大失敗と言えますな。

しかしながらオリジナルの風呂場エコーも捨てがたいんだけどね。



A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

来日間近。

2018年06月15日 | SEX PISTOLS
いよいよPiLの7度目(かな?)の来日が近づいて来ました。
私は参戦出来るかわかりませんが。チケットは確保してあります。

んな訳で今回は、予習というか復習というべきなのか、再結成後のスタジオ音源のレコードのおさらいなどをしてみたいと思います。



ONE DROP / I MUST BE DREAMING/THE ROOM I AM IN / LOLLIPOP OPERA(PiL-001)12inch single



THIS IS PiL(PiL-002LP)2LP gatefold album



OUT OF THE WOODS / USLS1(LIVE FROM NYC 2010)/ WARRIOR(LIVE FROM NYC 2010)(PiL-003US)12inch single for U.S.A.



REGGIE SONG / ENCLOSED WALLS(LIVE FROM NYC 2010)/ DISSAPOINTED(LIVE FROM NYC 2010)(PiL-003UK)12inch single for U.K.



DOUBLE TROUBLE / BETTIE PAGE / TRUKEY TITS(PiL-004)10inch single



WHAT THE WORLD NEEDS NOW…(PiL-005LP)2LP gatefold album



THE ONE(PiL-006)one side limited 7inch single



BETTIE PAGE(PiL-007)one side limited 7inch single

…と言った感じですが、シングルは全てアルバムに収録されているver.なんで、日本盤CDを買えば音源的には全て揃いますなw(DOUBLE TROUBLEのB面収録のTURKEY TITSは日本盤CD「WHAT THE WORLD…」にボナトラとして収録)

ちなみに私個人は「THIS IS PiL」はイマイチだったのですが、「WHAT THE WORLD…」に関しては「KNOW NOW」とか「BETTIE PAGE」とか結構気に入った曲が数曲あり、今回の来日ライブでやってくれないかなと思っています。(行けたらですが)

そして7月末にはTHE PUBLIC IMAGE IS ROTTEN(SONGS FROM THE HEART)CD5枚とDVD2枚!というトンデモナイBOXセットが出ます。…個人的にはCD1〜3は要らないんですけどねぇ(汗。

まあ、40周年へのお布施って感じですかね。
このBOXについてはまたの機会に!

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

2017年

2017年12月22日 | SEX PISTOLS
お久しぶりでございます。

2017年もあと僅か、って事で7ヶ月振りの更新です。当駄ブログ、殆ど閉鎖状態なのにも関わらず、いつも閲覧頂きまして有難いやら申し訳ないやらです。

思い起こせば、このブログを始めた時は転職活動中で、基本的に家でゴロゴロしていた時に始めたんだよなー。

…もう7年か。(更新してないケドね!)

さて、今年はNMTBの40周年との事でしたが、案の定、寂しい結果になりました。
出されたアイテム数だけはまあまあ多かったですが…。





春のRSDの「THE U.K. & U.S. 7" SINGLES」と「GOD SAVE SEX PISTOLS」は以前に投稿したので割愛します。





5月末には「71-84」展。いやー眼福でした。この濃い内容の展示は今後ないだろうなー。(画像のスティーブは当然、合成です。すいませんです。)



夏にはなんと、あの「SOME PRODUCT」の拡張盤、「MORE PRODUCT(USM MoreSexPis)」が3CDのボックスセットとしてリリース。

オリジナルのSOME PRODUCTは日本ではイマイチ認知されなかったのですが、イギリス本国だとアルバムチャート6位迄いったんですよね。

今回のボックスは、DISC 1はSOME PRODUCTのリマスター。DISC 2は77年11月12 日のBBC Radio 1のRock Onのインタビュー。DISC 3は77年11月19日のRadio Metroのインタビューを収録。

77年の11月といえばNMTBの発売月で、バンドのメンバーもそれなりにアルバムの販促というか、売り込みでラジオ局をハシゴしていたみたいです。DISC 2と3はその一部ですね。



11月には「1977 THE BOLLOCKS DIARES」がリリース。これは35周年のスーパーデラックスボックスに入っていた冊子の単体での再発でした。

1度購入しようかとポチったのですが、なんか急にアホらしくなり、キャンセルしちゃいました(笑)。

恐らくは最終ページのCDやDVDを入れていたスリットが無くなったぐらいの改訂だと思われます。



そして12月は「NMTB 40th ANNIVERSARY DELUXE EDITION(USM SexPisRedux)」が3CD+1DVDのBOXでリリース。





これもなんて事ない、35周年スーパーデラックスのCDとDVDの再発です。しかもDVDはFactoryとの権利の問題からなのか、Heydayがオミットされています。





付録的な冊子は先の「1977 THE BOLLOCKS DIARES」の圧縮版になっています。(ページ数は約半分の48ページ)よって、内容も大幅にカットされ、レイアウトし直されています。しかし、見た目が「DIARES」のミニチュアみたいで可愛いです(笑)。

しかし、USMジャパンは1つとして絡んでないですね。

前回の35周年で頑張り過ぎたせいか、今回の40周年は以上の様な寒い状況になってしまいました。まあ、間違いなくネタ切れなんでしょうね。

早足で今年を振り返りましたが、「GOD SAVE SEX PISTOLS」は新しい試みで面白かったですね。次はこれのCD化かな…?

そう言えば、ポール・クックを中心としたプロフェショナルズが新譜を出しましたが、まだ購入してません。スティーブがフル参加してたら即買いだったのですが。まあ、そのうち、ね。

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

GOD SAVE SEX PISTOLS (UMC SEXPISGSSPLP)

2017年05月12日 | SEX PISTOLS
今年のRSDで出されたのは、NMTBのプロトタイプのGSSPである。



1977年当時のNMTBのタイトルやら、収録曲やらが決まる前に、プロトタイプとして「ジャケットだけ」試し刷りした物を元に、なんとなく今になってレコード本体も作りましたよ的なモノ。





ロゴの文字のカスレは良い感じ。



裏面の地色はもっとマゼンタが強ければベストだった。



収録曲は12曲盤を基に考えると、BODIESとGSTQを入れない代わりにSATELLITEを入れた11曲。って事で、普通にSUB・MISSIONは収録されている。



さて、ここまで来て「何故このプロトタイプのジャケットには、GSTQが入っていないのか?アルバムタイトルはGSSPなのに?」という疑問が浮かぶ諸兄もいると思う。

A&Mで破棄されたのにVirginで出し直したぐらい重要だったシングルなのに、何故なのだろうか…?

VirginからシングルGSTQを出したのが、5/27。ジュビリー・ボート・トリップが6/7。シングルGSTQに怒り狂ったナショナルフロントに、ジェイミー・リードが襲われたのが6/13。ジョニー・ロットンやクリス・トーマス、ビル・プライス(R.I.P.)は6/18に、ポール・クックは6/20と、この1週間で立て続けに襲われている。

…要はジェイミーだとか、マルコム辺りがビビっちゃったのではないかとw

「ナショナル・フロント、マジ怖えー」と言ったがどうかは知らないが、GSTQはアルバムに入れるのはどうかと、躊躇したのではないかな?

そんな時期に作られたジャケットがコレなのでは?(強引)

その後、バンドの面子は当然、GSTQをアルバムに入れると言う。しかしスタッフは止めようと言う…。

ジョニー「じゃあ、GOD SAVE SEX PISTOLSってタイトルはドースンの?GSTQ入れねーのによ?」

アルバムのタイトルも、収録曲も決まらない。そしてシドは「病気」でスタジオ来ないし、ベースも弾けないときたもんだ…。

スティーブ「あー、どうでもいいぜ、勝手にしやがれ!(NEVER MIND THE BOLLOCKS !)」

…以上がNMTBタイトル誕生秘話である。(一部大嘘)

さてと…。



レーベルA面は黄色。17/VACANT/NY/SUN/PROBLEMS



B面は赤。ANA/SUB/FEELIN'/SATE/EMI

180gの重量盤で、ダウンロードコードも一応付いている。

レーベル。ここは気合いを入れて、Virgin青白グラデ・レーベルを復刻して欲しかったねー。(30周年が酷かったからな)

EMI/Virginが今ではUMCの傘下にあるのだからさー。

音源的には2012年の35周年のと同じっぽいです。UMCはこれがスタンダードなんでしょうかね。5/17にはNMTB廉価版CDが出るみたいだから、ちょっと見てみるかな?



ファンサイトGOD SAVE THE SEX PISTOLSや、21周年記念盤CDのインナー等で、この試作ジャケットの存在はファンには周知の事だったが…

「いつかはこのネタでレコード出すよなー」と誰もが予想していたであろう、この企画www

いや、もうねぇ、40周年だというのにこのていらくですよ。ハッキリ言うとネタ切れなんですよw



なんて言いつつ妄想帯作ってたりして…未完成ですが。(日コロ盤の「勝手にしやがれ」から文章も流用しているから、「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」入ったままだ!)

35周年で頑張り過ぎたからなー。

ちなみにRSDアメリカの「THE U.K. & U.S. 7" SINGLES」は「開封の目処」が立っていませんので、当ブログ的には華麗にスルーさせて頂きます。理由は聞かないでぇぇぇ(泣)



A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

アルバムSDE (ユニバーサル UICY-77933〜6)

2017年01月24日 | SEX PISTOLS


つー訳でアルバムのスーパー・デラックス・エディションです。



メタルボックスが缶にお金をかけているのに対して、こちらはポスターやらカード的なオマケが付属します。

Disc 1 ALBUM REMASTERED
Disc 2 BRIXTON ACADEMY 27.5.86
Disc 3 OUTTAKES & BBC SESSIONS
Disc 4 DEMOES

Disc 1は11年のリマスターらしいです。

Disc 2のライブはクリアな録音で、以前に聴いたブート音源とは雲泥の差でした!これは良かった。

ZeppelinのKASHMIRや、PistolsのPRETTY VACANTを演ってたり、BANGING THE DOORをちょっとポリス的(?)なアレンジで演っていたり、聞き所満載。

このライブは次作「HAPPY」や「9」のアルバム制作メンバーが演奏しています。

Disc 3ではシングル他、ビル・ラズウェルによるEASEのオルタナミックスとかBBCとかありますが、自分的にはやはりWORLD DESTRUCTION!



Time Zoneは日本盤の12インチは持っていますが、CDは持っていなかったので地味に嬉しい。

いやー大好きなんです、この曲。「9」ツアーで来日時にアンコールで演ってびっくりした思い出も。(しかしCDは値段上がり過ぎ!)

Disc 4は85年のデモですが、この収録メンバーが同年に来日したメンバー(アトキンス除く、アナーキー・ムービー'85の面子ね)らしく、Albumの原型となる曲群が収録されています。

しかし、あのアナーキー・ムービーではアトキンスとライドン、仲悪い様に見えなかったのに…

このデモ、音楽方向性はどちらかというと、This is what you want…寄りな感じ。歌詞はかなり完成されているが、演奏はまるで別物という、中々面白い感じになってます。



結局、メタル・ボックスよりこっちの方が個人的には楽しめました!

それではNMTB40周年記念盤(?)まで、アディオス!

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

メタル・ボックスSDE(ユニバーサル UICY-77929〜32)

2017年01月23日 | SEX PISTOLS



去年末にリリースされたメタル・ボックスとアルバムのスーパー・デラックス・エディッション。
今回はメタル・ボックスSHM-CD日本盤のレビューです。



しかし、見た目が本当に弁当箱ですねぇ。

Disc 1 THE METAL BOX REMASTER
Disc 2 B-SIDES,MIXES & BBC SESSIONS
Disc 3 RARE & UNRELEASED MIXES
Disc 4 LIVE AT MANCHESTER THE RUSSELL CLUB(THE FACTORY)



まずDISC 1の本編のリマスター。15年のリマスターと違い、ずいぶん大人しい印象に仕上げたなあ、と思って調べてみたら、
どうやら09年のリマスターらしい事が判明!(ソース:USMジャパンの公式サイト

これが事実だとするとまたえらい古いリマスターを高い金で買わされた事になります。さて真相は?



結局の所、個人的にはちょっとうるさいぐらいの、15年リマスターが好みです。



次はシングルやそのB面、BBCセッションから構成されるDisc 2ですが、
ツイッターのフォロワーさん情報ですと、02.デス・ディスコ (12インチ・リミックス) がどうやらアナログ盤起こしとの事!

…気になってプラスチックボックスの同曲も検証して頂いた所、これも同様にアナログ盤起こしとの事!(爆死)
まあ、ほとんど気がつかないレベルで、うまく処理してあるから良いのですけどね…



ちなみにジャケの裏面のクレジットで
*BBC TV, TOP OF THE POPS JULY 12/7/72
と、とんでもない誤表記をしています。(正しくは当然12/7/79ですね。)



Disc 3は未発表テイクやミックス、ジャムなんかが収録されているのですが、
個人的に注目したのが08.ラジオ 4 (シンフォニー・スイート)です。
あのRADIO 4のドラムが入っている恐らくは初期Ver.です。多分キースによるドラムですが、これがまあ酷い(笑)。
もしかしたらメトロノーム的に叩いていただけかもしれませんが…
このとっ散らかったドラムのせいで、曲の印象が結構変わってしまっています。
いやー、最終的にドラムレスになって本当に正解だったと思います。



Disc 4のライブは以前ブートで出ていた音源(オーディエンス)で、実は今回、1番期待していたのですが…
見事にオーディエンス音源のまま!音質もほとんど変わらない!…完全に死亡しました、ハイ。

あっ、79年のこのライブ、リチャード・ドゥダンスキーさんのデビューギグです。グラナダTVでの「あの」インタビューの時のですね。

…とまあ、個人的にはちょっと残念な感じのボックスでした。(これなら輸入盤で良かったな…とほほ)

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!