makalu山靴の音

日常生活で、山登りで見たことや感じたことを呟きます。

たどり着いたらいつも雨ふり

2019-09-17 01:01:26 | 登山


〈黒部源流 核心部手前のへつり〉

疲れはてていることは

誰にもかくせはしないだろう

ところが俺らは 何のために

こんなに疲れはてて しまったのか

きょうという日がそんなにも大きな

一日とは思わないが

それでもやっぱり考えてしまう

あぁこの気だるさはなんだ

いつかはどこかへおちつこうと

心の置き場を捜すだけ

たどり着いたらいつも雨ふり

そんなことの繰り返し

やっと俺らの旅も終わったのかと

思ったら

いつものことではあるけれど

あぁここもやっぱりどしゃ降りさ

心の中で傘をさして裸足で歩いてる

自分が見える

人の言葉が右の耳から左の耳へと

通りすぎる

それほど俺らの頭ん中は

空っぽになっちまってる

今日はどこか穏やかに

知らん顔してる自分がみえる


らしい

年をとると身の回りで

輻輳していろんなことがおきる

でも人生の答えはたんたんとやり過ごす

正面から向き合うか

二つに一つ


らしい






〈高天ヶ原〉








京都から博多まで

2019-09-11 01:56:48 | 登山
肩に冷たい 小雨が重い

思いきれない 未練が重い

鐘が鳴る鳴る 哀れむように

馬鹿な女と云うように

京都から博多まで あなたを追って

西へ流れて行く女




と藤圭子が唄った。



この歌を聞くと

夜の四条縄手界隈を思い出す。

芸達者なKぼはん、男気がある

Kもんさんが目にうかぶ。






〈涸沢B/C