今日は父親が有給休暇らしくて家にいたんだけど、急に、
「千里丘の桜見に行くぞ!」
とか言い出したのでついて行くことになりました。父・私・弟の3人でのドライブ☆
千里丘は私のゆかりの地。
私の生まれ育った土地です。
引っ越してからはもう何年も行ったことがなかったのですごくワクワクドキドキでした
かつて何度も祖父母宅と千里を往復していた懐かしい道。ソメイヨシノはまだだけど、咲き始めた山桜が本当に綺麗でした。京都と大阪の境くらいかな。山一面に桜の木が生えてて、満開の時は絶景だろうなぁという場所を通りかかったとき「ここ、じきにダムに沈むんやで。」と父が言いました。
なんかその後あまりのショックでしばらく喋れなくなりました
確かにところどころ工事が始まっているし、ダムで街が生まれ変わるだろう事を
想定して新しい道や新しい家もいくつか建ってるけど。。
やはり懐かしい道が水の底に沈むなんて聞くと残念でたまらないです
この景色が二度と見られないなんて
千里丘までの道は、新しくなったところも多いけど、なんかここ覚えてる!!っていう帰巣本能にも似た?感覚がよみがえってきて驚きました。
私は今まで必死で「京都の人」になりきろうとしていたけど、やっぱりルーツはここなんだなぁって今日初めて実感させられました。もう十数年離れてて、だいぶ町並みも変わったけど、やはり大阪は私を育んだ土地なんだ
たださすがに昔住んでた家のあたりの変わりようには驚きました。
家の隣、
ヨーロッパになってる!!!
って思わず3人で叫びました(笑)
昔テニスコートかなんかだったところに新しい住宅地ができてて、高層マンションと、西欧風の住宅街がありました。
まさに浦島太郎‥状態です
切ないなぁ~
でも昔の家(マンション)は変わらずに残っていたのでちょっと安心&嬉しかった
弟とはここで別れて、帰りは父親と2人ドライブになりました☆
千里丘の桜はまだ3分咲きぐらいで残念だったけど、昔からよくお花見した思い出の地なので久々に見られてよかったです
車で通り抜けができるし♪
箕面のカルフールに寄って食事・買い物をしてから帰りました。
例の桜の場所に来たとき、またまた何とも言えない寂しい気分になったので、
「この桜がなくなるのは惜しいなぁ。」とつぶやくと
父親も「ホントに惜しいわ。」と言ってました。以下はその後の会話‥
私:「この桜の木分けてもらえへんかな?うちに植えたら?」
父:「そりゃあこの桜欲しいし、分けてもらえるかもしれんけど、どうやって持って帰んねん。。」
私:「そっか・・・・」
やはりこの桜は消えてしまうんでしょうね。。満開の時にもう一度見たかった
今日のワクワクドライブが、まさか「感傷ドライブ」になるとは思ってなかったけど、東京に行く前に自分のルーツを再確認できてよかったです
明日こそ掃除をしなきゃ