ディボーション

最後の日

いつもよりすこし早くおきた
りんごを食べた

ベランダでラベンダーと名前がない白い花を眺めながら一服


最後の日だというのに


今日は全く新しい風がふいている

最後の日といっても人が勝手にそう呼ぶだけで

人の手が届かない半分以上の出来事は、昨日や１ヶ月前と同じように新しい




毎日が新しいのに
繋がりを探す事は
きっとすごく不安定で
自分の内面の他に確認が取れないようなこと

自分の確認



そんなことにいちいち戸惑っている 喜んでいる

ひと

来年の書き初めにしよう

ワンテンポータル

１１時前に迎えがきた
りっちゃんとドライブ


植木屋さんは３０パーセント・オフ
正月花を買った
それを後ろに乗せて、またモーツァルトを聴きながらドライブ

りっちゃんの車にはＧＰＳはない
代わりに、地図が何冊もあった
それがとてもいいな、とおもった

りっちゃんは、わたしの知らないはなしをいっぱいしてくれる
そこからみえた橋をうたった万葉集の話もしてくれた

中でも、江戸時代のひとの話や、民芸品の話が、とても好きだったから、わたしは何度も聞き返した



三ヶ日のみかん畑を左手に
浜名湖や太平洋を右手に
これ以上の景色があるのかと思うほど



蜂蜜屋に行ったり、お昼を食べたりして、りっちゃんは家に送ってくれた


今日のことを、形にしようと机にしがみついた

知ることは、まだまだいっぱいあるのだなあ

みてもいなかったことの方が、多い

わたしも地図を買おう

話はそこから

ワンテンポータル

いま、ベランダにいたら雲の切れ間からオリオン座


おまえは毎年そうやって、いつまでもいてくれるのか
毎回、わたしはこんなに変わっているのに
説明のできないことばかり、目につくわたしに
思えば、そればかりを追いかけていた


絵のそばへいきたい、２３時手前

Ｋ

昨日の夜
とおい国から、電話がきたとき、製本した本に、なにやら細工をしていた僕

電話をしているときは、顔をみて話すのが、待ち遠しい
でも切ったあとで、２月には、電話で喋ったのがとてもいい感じになっていると思う

いつも、彼女と話すのは、とても不思議
どこにいくのか予想ができない会話
本当に鋭いなあ(笑)
自分でもわからないような、自分のことを知る
むりをしていたのかな、と聞くような真似はできないけどね


Ｋは原爆。

彼女を連れて尾道にいきたいです
高橋は連れていきません。絶対



システマティックエンジニア。

ワンテンポータル

外国のことがそんなに魅力的なのかな
知れないし、解れない
なにが一番いい人生かって、他のひとに決めることはできないはずだけど、電話１本でできてしまうこの御時世
先進国は先進国の物差しを好き勝手振り回す
手をだすことを希望として、いる、身近なひとたちにはいつも驚かされる
混乱する
ああ、わたしも、偏りすぎだったなあ
いつも反発しながらも、刺激になってるんだよ
ありがとね


わたしはとりあえず日本人で、仏教徒で、元旦には最近めっきりひとが減ったという寺に初詣の予定