北海道を舞台に、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れることのできるPICU(小児専門の集中治療室)を作るため、そして医療用ジェット機の運用実現のために奔走するメディカル・ヒューマンドラマ、倉光泰子脚本X吉沢亮X安田顕X木村文乃主演「PICU 小児集中治療室」第3話「ヘリで緊急搬送!迫る命のタイムリミット!」見ました。
武四郎(吉沢亮)は休日、北海道・網走で救命医をする友人の矢野(高杉真宙)を訪ね、交通事故で運ばれてきた7歳の少年・淳之介(松野晃士)と遭遇。必要な処置ができる搬送先が見つからず、植野(安田顕)に連絡して防災ヘリでPICUへと運ぶ。淳之介は肋骨が折れて肺をひどく損傷しており、植野は右肺の全摘を決断。武四郎が言葉を失う中、淳之介の父・亮平(結木滉星)が駆け付ける。
足りない医師の数、看護師の数、広大な地域をカバー出来る患者搬送のインフラ整備が出来ていないこと。どこかの国の話でも他人事ではない北海道の医療事情。命は、地球上のどこに住んでも平等であるべきというのは理想論でしょうか。小学生の交通事故、都会なら助かるはずの怪我も、心肺停止や、片肺の摘出まで経験してしまう小学生の男の子に胸が締め付けられましたね。新米医師シコちゃん先生大活躍のエピソードでした。ドラマでは、心配な2人な医師の今後に胸騒ぎが止まりません。
☆☆☆3/4