朝起きて、スタバで朝食を済ませました。しかしアメリカの都市部には驚く程スタバがあちらコチラにあります。
泊まっていたホテルの一階にもスタバ。
クロワッサンを頬張りながらも、今日の冷え込みを感じます。ヒートテックを着ていても、肩に寒さがしみこみます。
間違いなく、今日が一番寒い。風邪気味なので、一度部屋に戻りセーターと手袋、更にマフラーを装着して再出発。
朝一で目指すは、バッテリーパーク。マンハッタンの最南端から自由の女神の足元まで行けるフェリーに乗るためです。
タイムズスクエアからはチト距離があるので地下鉄に乗りました。
アメリカ、特にニューヨークはクレジットカード社会です。地下鉄の乗車券ですらクレジットカードで買えます。
お札で販売機に入れてメトロカードを買おうものならお釣りは数ドル分のコインしか出ません。
50ドルや100ドルの大きいお札はあまり有効活用できない街の印象です。そう言えばホテルのチェックインでもカードの控えをとられたっけ。
さて地下鉄ですが、勿論時刻表なんてありません。また、一駅でも、端から端まで乗っても2,5ドル。一日乗車券は10ドルと言う価格帯。今回は南に下って、帰りにもう一度乗る位なので2,5ドルのメトロカードを購入。
しかし、こんなにカードばかり使っているとそのうち、カードの磁器が馬鹿になるんじゃないかと変な心配をしてしまいました。
ニューヨークの地下鉄って昔は危険なイメージがありました。でも今ではポピュラーな乗り物なんでしょうね。
高校時代、B'zのプロモーションビデオの「フイルムリスキー」をビデオテープが擦り切れる位見てたな~。
ビデオの前半はニューヨークロケで、その時の風景やら地下鉄の雰囲気を思い出しながら乗りました。
そして何のトラブルも無く、バッテリーパークの最寄駅に到着。
この公園の中に、自由の女神に行けるフェリー乗り場があります。
んで、フェリーの乗る前はお約束のセキュリティー。もう慣れました。流石に靴を脱ぐ事はありませんでしたが、鞄や上着、腕時計、ベルトを外すといった、空港で行うレベルでした。確かに、自由の象徴に、何かあったら一大事。
そして、何事も無く、フェリーへ搭乗。
ニューヨークの海、しかも朝。叩きつける海風が体温を奪います。冷静に考えたら風邪気味なので、フェリーの室内にいるべきなんでしょうが、旅行中にはアドレナリンが普段より分泌されている模様で、そんな事は気にしていません。
最上階のオープンスペースの一番右側(こちら側に女神が見えると予想)に陣取り、フェリー発進を待ちます。
この時点でB'zのプロモのヴィジョンは頭の中には無く、BOOWYの「NO.NEWYORK」がライブバージョンで鳴り響いています。
「ア・イ・ツを愛したらぁ~NewYork!」心の中でヒムロックが熱唱♪移り気の早い私。
その時、遠くに見えるリバティー島が近づいてきました。
「ライヴハウスNewYorkへようこそ!」心の中のヒムロックが叫びます。テンションが昇華していくのを感じます。
そしてついに肉眼でも確認。フランスからの贈り物、Statue of Liberty。自由の女神が目の前に降臨しました。
感動の対面。リバティ島に上陸すると同時に、心の中のBOOWYライヴは終了し、それと同時に、アメリカ横断ウルトラクイズのメインテーマが鳴り響きました。
本当に節操の無い私。ウルトラクイズ、大好きな番組でした。福留アナの「みんな、ニューヨークへ行きたいかっ?」の掛け声と共に私の中でのウルトラクイズの再放送が始まってしまいました。
テンション最高潮!ここが、ウルトラクイズの決勝戦の舞台だったのかっ。学生時代からの情熱が今、この瞬間によみがえります。今は自由の女神の中は閉鎖中との事で、ギリギリ足元に近寄れるまで行ってきました。
ベタな感想ですが、ニューヨークに来た実感が最も分かりやすく沸いた時でした。
丁度真裏に来た時、松明と太陽がいい具合に重なったのでパチリ。
リバティー島自体はそれ程大きい島では無いので、記念撮影を済ませ、マンハッタンに舞い戻りました。
今度はニューヨーク最古の教会、トリニティー教会と、グランドゼロを目指します。
どちらもバッテリーパークから徒歩圏内。
個人的に行きたかったトリニティー教会。私の大好きな漫画に「JOJOの奇妙な冒険」があります。
その第七部はアメリカ西海岸から馬で横断する大規模なレース。
そのゴール地点がニューヨークのトリニティー教会なのです。完全にミーハーなファン心理。
良いんです。信心深いって意味を宗教では無く、JOJOに当てはめたら相当、信心深い部類に入るんですから、私は(もはや意味不明)この時点で心の中のウルトラクイズは終わり、スタンド使いに早代わり。(分かる人だけ分かれば良いです。)
そして遂に、漫画でしか見たことの無かった本物のトリニティー教会を肉眼で拝む事ができました。
近代高層ビルに囲まれながらも、その重厚かつ神秘的な佇まいで、私を待っていました。(と思い込んでみた)
最初はミーハーな気持ちでいましたが、敷地に一歩足を踏み入れた瞬間に神聖な気持ちになった事を忘れる事はできません。パワースポット。そんな印象です。また丁度お昼の十二時に訪れたので鐘の音が聞けたのもラッキーでした。墓地を歩きながら
「ここの地下には強固なシェルターがあって、聖なる遺体が・・・」なんて妄想にふけります。(漫画の読みすぎです)
ギリギリまで無礼な行為は脳内だけに留めていたのですが、やはりミーハーな私。
敷地を出るやいなや、JOJO立ちにて記念撮影。バチ当たり日本人の代表です(反省)
そして今話題のウォール街を通り抜け(デモ真っ最中でした)グランドゼロへ。
終始ビデオカメラをまわしていた私ですが、警察官に「お前、ビデオ止めろ!」と大声で威嚇されたので0、3秒(位のスピード)で鞄にビデオをしまう私。ボーっとしていたのがいけません。TPOをわきまえるべきでした。
数ブロック離れたエリアからは撮影が出来ました。
テロの悲しみを乗り越え、また同じ場所に、大きな建物を作ろうとするアメリカ人のスピリッツには、強さを感じました。
あの様な悲劇が繰り返されない事を祈ります。
その後は、トライベッカ方面までウォーキング。
お昼時、目指すはウルフギャングステーキハウス。ニューヨークの初夜(?)のリベンジです。
こちらのお店は広々としていて、予約無しですぐ通してくれました。
ランチなので、ハンバーガーとサンドイッチをオーダー
いや~、これはマイウーです。ホンジャマカ石塚さんなら、おかわりする位の美味しさ。
この旅行では随分、お肉を食べているんですが、この二品は美味しかったな。
お店の対応も良かったし。今度ニューヨークに訪れたら、トライベッカのお店に来ようっと。
この辺は夜になると物騒な隣人が多いイメージですがタクシーに乗っちゃえば無問題(モウマンタイ)
それから、サービス。日本では当たり前の出来事。海外ではチップと食事代に比例します。
高くても酷かった所もあったけど。
この辺に文化の違いを感じますね。
そしてトライベッカ方面に訪れたのにはもう一つ理由があります。この店から徒歩圏内にゴーストバスターズの基地があるのです。
実際には、ニューヨークの消防署。映画では基地(事務所って方がイメージ近いかな)として撮影された場所。
行きの飛行機では十分に予習してきました。(初日のブログ参照の事)
ここまでくるとパターン化してますね、そうです。予想を裏切る事無く、私の頭の中ではゴーストバスターズの主題歌が鳴り響いています。
私達の直前にも観光客の方が撮影してました。今でも人気スポットなんですね。
まだ午後と夜の話が有るんですが、いつもながら長くなってしまったので、一度ここで区切りたいと思います。
後半へ続く
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