赤西仁がロッカーデビュー
初主演映画の劇中バンドで
音楽プロデューサー小林武史氏(50)が劇映画として初メガホンを取った
【BANDAGE バンデイジ;来年1月16日公開】
で映画初主演を飾るKAT-TUNの赤西仁(25)が、劇中で結成するロックバンド『LANDS(ランズ)』の名義で、今秋に同映画の主題歌【BANDAGE】を発売する事が7日、分かった。
小林氏と親交が深い映画監督の岩井俊二氏が脚本を担当した同映画は、1990年代のバンドブームを背景に、メジャーデビューを控えた人気バンド『LANDS』のリーダーでボーカルの高杉ナツ(仁君)と4人の仲間達が、衝突や葛藤を繰り返しながら成長して行く姿を描く。
仁君は同映画のプロモーションとして、5日の東京・国立代々木体育館第一競技場で開かれたファッションイベント[東京ガールズコレクション]にシークレットゲストとして登場。同曲をプロデュースした小林氏もキーボード演奏を行い、約2万3千人のファンから歓声を受けた。
「全く自分の音楽性と異なった曲なので、最初はどの様に歌ったら良いか戸惑いましたが、小林サンに身を任せて取り組みました。
今回、小林サンの素晴らしい創造力に刺激を受け、ご一緒させて頂けた事を、大変光栄に思ってます。」
どちらかと言えば、尖ったイメージのある仁君が従順に小林氏の音楽を受け入れた事によって、新たな可能性を開花させた。
一方の小林氏も
「90年代の1番良かった時代のエッセンスを詰め込んだ様な曲。赤西がそれを見事に歌い切っている感じ。
赤西は顔も美形なブリティッシュロックみたいな甘い歌い方をするし、{デュラン・デュラン}とかニューロマンティックというジャンルという感じですね。」
と細かい分析を交えて仁君を絶賛していた。
尚、CD化される音楽には、仁君以外のバンドメンバーのキャストは参加していない。
[東京中日スポーツ(=西スポ)]